サルタってどんなところ?
実際に訪れるまで、どんなところか想像もできなかったのでサルタでの日々を書きつつ、紹介してみたいと思います。
この街で初めてアルゼンティーナに会った日から、ちょうど1週間後。彼らのうちのひとりがお店に来てくれました。お食事はしていかなかったけれど、近くで用事が合ったついでに立ち寄ったとのこと。1週間前にお話ししただけだったけれど、こうやって私に会いに寄ってくれたのが、なんだかすごく嬉しかったです。
私も旅行中は、仲良くしてくれた人がいるお店でお買物するようにしてたし、お店の前を通る時はいるかな~って中を覗きながら通ったりしていたけれど、まさか自分がお店側の人間になれるなんて思ってもいなかった!外国人があまり立ち寄らない小さな街だけど、彼の中で思い出に残っていてくれるといいな。
ayaです。
こんにちは(*Ü*)
▷▶︎9-14 Junio de 2019◀︎◁
アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスから1467kmも離れた所にある街サルタ(Salta)。アンデス山脈の麓にある街で標高は1152m。北部への観光の拠点にもなる街です。
私が訪れたのは乾季。朝は曇りor霧のことが多いみたい。朝晩は寒かったけど、日中は過ごしやすい気候でした。
私は、セントロから2~3km離れた住宅地の一角にあるに泊まっていました。
窓全開の家からは話し声が聞こえ、目が合えばお家の中から
“Que tal?”
って声をかけてくれるくらい、のんびりした空気が流れていました。
タクシーや小さな商店では、珍しそうに見られる事もあったけど、
“どこから来たの?観光??”
って聞かれる事も多くて、そこから少しお話することもありました。ブエノスアイレスやコルドバではあまりなかったので、余計に温かい印象を受けました。
私が泊まっていた場所からセントロへは7番のバス。
サルタ独自のバスのカードが必要だけど、近くの人に20ペソ渡してカードを貸して下さいとお願いしても、みんな嫌な顔せずかしてくれました。
ここ最近の旅でローカルバスにも乗ることが増えたんだけど、
・反対車線を走るバスの路線の番号をチェック
・セントロ周辺でホステル方面に向かうバスの番号をチェック
って感じで、道路を走るバスを観察するようにしたら、意外とバスでの移動ができるようになってきました。
要は、観察しまくって
あれに乗れば帰れるだろう、○○に行けるだろうと
仮説を立てて、乗ってしまうってだけなんですけどね笑。
朝は曇っていても、日中はとってもいい天気!
セントロにはお決まりの正方形の広場。サルタ大聖堂は、ピンク色でとっても可愛くて目を惹きます。青空との組み合わせもハッキリとしていてキレイだけど、夜は夜でライトアップされていて美しかったです。
一際目を引く派手な教会は、サン・フランシスコ教会(Iglesia San Francisco)。中もキラキラしていて綺麗な教会でした。
そして、サルタの街路樹はオレンジ!!
モロッコのシャウェン以来、オレンジの街路樹をみるのは2回目かな。珍しいでしょ?
学校の中にもオレンジがあるから、ここではオレンジの木がメジャーなのかな?
街の中心には、歴史的な建物はもちろん、オシャレなカフェやレストラン、ツアーデスクにお土産屋さんもあるし、お洋服屋さんもたくさん集まっていました。ただサルタもがっつりシエスタをとるので、午後に行くとガラーンとしています。
雲の列車のオフィスも、この近くにあったので直接買う事ができました。
セントロにはマックもありました。私は行かなかったけれど…見落としてしまいそうなくらいmが控えめ笑。
道端でのフルーツの量り売り。
サルタの街並みは、ヨーロッパの雰囲気を残しつつ、色合いやお家の形、街中の雰囲気はペルーやボリビアで見てきた雰囲気にも似ていて、ブエノスアイレスから少しずつ文化が変わってきたんだなって感じました。
徒歩5分のところにCrrefourという大型スーパーがあったので、食料品はここで買ってました。日本と配列が違うのかな?野菜が並んでいるだけでもカラフルで可愛いなって思っちゃうから不思議。
あとはビールの種類が豊富でパッケージが可愛い。パタゴニアから遥か離れたサルタだけど、パタゴニアビールも売ってました。
1つのメーカーでも数種類おいてあったりするし、瓶が可愛いのはもちろんだけど、缶でもオシャレに見えてしまうのは、なんでかな?
将来、世界のビールとコーヒーが飲めるCafe & Bar を開きたいので(あくまで妄想)、ビールの飲み比べをしようと思っていたけど、たくさんありすぎてサルタ滞在中に飲み終われない気しかしなくて、していません笑。
ホステルには中庭があって、日中はここで日記書いたり、日本にいる先輩とお電話したり。電話を聞いていたルームメイトは私の日本語にビックリしてました笑。
とっても体のおおきなルームメイトの彼はドイツ人。オーガニックのピスコがあるから飲もうってポッケから出してきて、昼から飲んでまったり。食べ物の話や、それぞれの国の習慣の話、アルゼンチンの文化についての話などなど…バスやタクシーが安いのと、バスのカードがないから周りの人に貸してもらっているけど、自国ではあり得ないよねってふたりで笑いましたが、それだけラティーノは優しいよねって言って彼も言ってました。
シエスタって、お昼のいい時間帯にお店がお休みになるから不便極まりないし、夜ご飯も遅くなるから生活時間が遅くなるんですよね。レストランのディナーの営業開始がはやくても18:00~。20:00っていうところもあるくらい。南米に来て初めのころはシエスタにビックリしたし、思うように生活できなくて困ったけど、こうやってのんびり昼からお喋りを楽しめるようになったので、シエスタに慣れてきたんだなーと思いました。
っが!このあと夕方にTシャツを買いに行きたかったお店に行くと、
9:00ー13:00
19:30ー22:00
って書いてあってガーンってなりました…。全然働かないじゃん。働く側としたらうらやましいけど、なんだか複雑な気持ちになりました。
バスターミナル近くには、大きな公園がありました。
マーケットがあったり、ボート乗り場があったり、平日の日中でもまぁまぁ人がいたかなー。
ここの公園の近くにあるケーブルカー乗り場から、サルタを見渡せる展望台にも行けます。
公園を抜けてセントロ方面に向かう道の両脇には、マクラメを売る人がたくさん!でもペルーやボリビアの方が可愛いデザインが多いような気がします。
この道沿いで匂いに誘われて、ついつい買ってしまったチョリパン50ペソ(約120円)
それ以外にもエンパナーダを売っている人もいて、みんな自由に商売していました。
こんな感じで、日本ではまだまだ馴染みの薄いサルタですが、ほどよく都会で、ほどよくのんびりできて、アルゼンチンらしさとアンデスの雰囲気と両方が混ざり合った街でした。
雲の列車ツアーの発着点でもあるし、サリーナスググランデス や、ウマワカ渓谷への日帰りツアーもできるし、サルタ周辺もワインの産地として有名なそうなので、サルタを拠点に北部の街への観光を計画してみるのも、いいかと思います!
❁雲の列車ツアーについてはこちら💁♀️
❁カファジャテツアーについてはこちら💁♀️
アルゼンチンのグランドキャニオン - へなちょこバックパッカー
〜宿メモ〜
Accueillant Hostel Salta
- 4bed Mixドミ 390ペソ(約950円)
- 朝食込み
- キッチン付き
普通のお家をホステルとして使ってるような感じ。オーナーは英語が話せます。ドミは少し狭いけど、荷物置きもあるので、逆に綺麗に使えるかも。シャワーは固定ではない✨お部屋も水回りも清潔感がありました!中庭にはハンモックもあって、日中のんびりできます。オーナー一家がとっても温かみのあるいい家族で、居心地抜群でした!
2019.6月当時
1ペソ🇦🇷≒2.40円