へなちょこバックパッカー

世界をゆる〜く旅した記録

1ヶ月かけて到着 サルタからウマワカへ



ブエノスアイレスに到着したのは5月後半。のらりくらりしながら、ようやく今回1番北にある地域に向かいます!

 

 

 各地で被害を残した台風。前日から電車運休が決まっていたり、商業施設は臨時休業するとお知らせがあったりと珍しく備えていたけれど、私の住む浜松市は幸い被害もなく済みました。浜松市って本当に自然災害が少ないから不思議。

 被害に遭われた方々の無事と、1日でも早く平穏な日々が訪れることを願います。

 ayaです。

 こんにちは(*Ü*)

 

 

▷▶︎14 de Junio de 2019◀︎◁

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 今朝は、夢にゴキブリが出てきて

“あぁーーーーー”

っていう自分の声で起きました…笑。

 

 

 いつも通りに朝ごはんを食べてチェックアウト。

 私が乗りたいバスはお昼過ぎだから、それまでホステルに居させてもらう事に。

 ママが何やら作業をし始めたので、

“何もやることがないからお手伝いさせて!”

とお願いしてみました。

 あさっての日曜にパレードがあるのと、アルゼンチンでは父の日だから、それに使うものを作ってるんだって。

 アルゼンチンでは、

・父の日 6月の第3日曜

・母の日 10月

・子どもの日 8月

 父の日だけ同じだけど、あとはアルゼンチンだけ違うんだって!

 それよりも、“○○の日”っていう概念が日本以外にも同じようにある事に驚きました。

 


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 子どもの写真を挟んで、パパにプレゼントできるようにするんだって。ポリウレタンのような柔らかい素材で、アルゼンチンの幼稚園では画用紙ではなくてコレが主流なんだそう。ママが型を取って私が切る。後日、ママの姉妹貼りつけて完成させるみたい。

 日曜は、ママの兄弟姉妹familyが集まるから、すごい人数になって中庭も人でいっぱい。お料理もたくさん必要だから、アサードにするんだって。簡単だから笑。

 


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 もう1枚、窓を繰り抜いた車の型を貼りつけて、写真を挟んで完成。

 お手伝いしながらママと色々なお話できたのも楽しかったし、お手伝いするのも楽しかった。純粋に旅行以外のこーゆー日常を送れたことが新鮮だったし、観光するよりも充実した気がしたから、家族経営の小さなホステルに泊まるのっていいなと思った。 

 オーナーやママの娘さんも帰って来て、少しお話してからホステルをあとに。

 好きになった街やホステルを出るのは、何回経験したって慣れなくて淋しい。だって、もう1回戻ってくるなんて何年先になるか分からないし、二度と来ないかもしれないもん。

 

 

 タクシーでバスターミナルへ。ウマワカまでのチケットを買おうとしたら、私が乗りたかった便は売り切れ。予定外に4時間もヒマになってしまったのでターミナルに荷物を預けてお散歩。


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 その辺の食堂でランチ。このあとこのスープに苦しむ事に...

 

 

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 明日は祝日。週末はパレードもあるらしくてATMは長蛇の列!!アルゼンチン国内のATMはいつも行列ができていたけど、それの何倍もの列になっていてビックリでした。こんなに並んでいて現金はでてくるのだろうか…

 

 

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 ようやくバスの時間になって乗車。前日に時間調べに来てたんだからチケット買っておけばよかったなぁー。

 

15:30(Salta)

  ↓ Balut 510ペソ(約1220円)

20:00(Humahuaca)

 

 予定通りに出発。

 外の景色を見ていたら急にさみしくなって泣けちゃった。ホステルのママたちはいつも温かく接してくれて、こっちのfamilyの文化が、私にとってすごく安らげるし子どもでいられる(もういい大人だからそれじゃダメなんだけど)。子ども時代に子どもらしくなかったのかな私は。


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 陸路で少しずつ移動していくのって、やっぱりいいなって思う。

 ブエノスアイレスから北に来るにつれて、雰囲気が少しずつ変わっていく。街も人も。

 だから私も少しずつ変わっていく雰囲気に慣れることができるし、変化を感じられる。

 今回は、北上するにつれてアンデスの文化が色濃くなっていって、洗練されたシティとは全く別の景色になっていく。アルゼンチンの北部はペルーやボリビアに近いなっていうのが景色からも良く分かった。地形や土地の歴史、特色を体感できるから陸路の移動も、国をまたいでいくのも、知ることがたくさんあって楽しいなぁ~。

 学校の授業もこうやってやってくれたら楽しいし、もっと興味をもって覚えるだろうな。

 

 それぞれの街で停車したら、車内に物売りが来たのね。

 そーいえば南米のバスってそうだったなと思いだしたんだけど、この車内販売の文化はどのあたりなんだろうか…チリやアルゼンチンでは遭遇しなかったけど、コロンビアとエクアドルでは確実にいたからペルーあたりから??でもでも、ペルーでは見かけなかった気がするなぁ。

 

 ウマワカに到着したのは20:00。

 外は真っ暗で、誰も歩いていなくて、悲しくなるような冷たい風が、砂を舞いあげながら吹いていました。辺鄙なところに来たんだなーと思った。街灯なんてどこにもなくて、余計にさみしい雰囲気に。

 幸い予約したホステルは、ターミナルからすぐなので助かりました。


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 ホステルの中が明るくて、外とは別の温かみのある世界に思えました。

 ペットのわんちゃんは当たり前のようにドミトリーの中に入ってくる笑。人懐こくて、誰がヒマで可愛がってくれる人なのかをよく知っている...。

 

 この日の夜、胃に違和感を感じながらも就寝。夜中に目が覚めて、全部吐いてしまった。胃はすっきりしたものの、今度は激しい腰痛と股関節痛。そして発熱。1時間おきくらいに目が覚めてトイレに行ったり来たり。夜がものすごく長く感じました。

 水が飲みたいのに、飲みきってしまって持ってないし、薬もない。

 日本にいたら、水道水は飲めるし、24h営業のコンビニに行けばなんだって揃う。でも、ここはお店はやってないし、水も飲めないし、ゼリーみたいなさっぱりしたものは売っていないし…日本って本当に便利だなって思った。

 翌朝、ターミナルの売店まで水を買いに行ったけど、開いてるお店はほとんどないし、あいてた小さな商店は品薄。体調悪い時にこの環境は辛すぎる...。

 とりあえず、水分いっぱいとって1日中寝てましたZzz

 

2019.6月当時

1ペソ🇦🇷≒2.40円