へなちょこバックパッカー

世界をゆる〜く旅した記録

フフイでひとり暮らし



今回の旅で、アルゼンチン最後の街がフフイ。移動のタイミングを決めかねていたこともあって、大したこともせずダラダラとフフイで過ごしていました。

 

 

 実は、生まれて一度も実家を出て生活したことがありません🤭 今では、ずっと実家にいることを歳下の友達にネタにされるほどです笑。

 今日も車検のお金を振り込みに行ったのですが、振り込みの仕方がよく分からず、窓口のお姉さんを呼んでしまって、ヤバいなーと思いました...

 そろそろ一人暮らしでも始めようかなと思っているayaです。

 こんにちは(*Ü*)

 

 

▷▶︎17-23 de Junio de 2019◀︎◁

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 フフイに着いて数日は、地元の人も口を揃えて寒いというほど寒くて、真っ白な霧でどよーんとした天気だったけど、それ以外は昼間はポカポカ陽気でした。

 おおまかにフフイと言っているけど、私がいたのは、San Salvador de Jujuy(サンサルバドールデフフイ)。フフイ州の州都です。

 

 私が泊まっていたホステルは、新市街から橋を1本渡ったところ。terminar viejoの近くでした。

 フフイに到着した初日は、真っ白な霧に包まれてた上に祝日で、まさにゴーストタウン。雰囲気悪いなーって思っていたけれど、晴れたらそんな印象は吹き飛んじゃった😊

 

 

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 毎日通った近くの川は整備されていて、遊歩道とベンチと公園があったよ。まるで新興住宅地にでも引っ越してきたような気分。いつでも、ここでのんびりしている人がいたから居心地もいいんだろうな。

 

 

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 新市街に向かうときには必ず通った橋。

 ここフフイも周りを山に囲まれている街。

 私は、ここの橋からの眺めが大好きで、ここを通るたびに平和だなーって穏やかな気分になったんだよね〜

 

 

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 橋を越えてGeneral Belgrano っていう広場にはフフイのモニュメントがありました。

 


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 ここの広場も、他の街と同様に木がたーくさん植えられてて、ベンチもあって憩いの場。

 

 広場のベンチで日記書きつつのんびりしてたら、“viva la 〜”って言いながら歩いてくる子どもたちに遭遇。日本でいう年少さんくらいかな??

 そのうちの、ひとりの男の子に

“Esto!!!!!”(これ)

と、大声で指名された私w


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 アルゼンチンの旗をもらいました🇦🇷

 次の日が祝日だから、作ったのかな?

 ほら、アルゼンチンの国旗なら水色の画用紙の真ん中に白の細い画用紙を貼って、真ん中に丸いキラキラ貼れば、子どもでも簡単にできるから。

 どの子も手に持った旗を、広場にいる色んな人に渡していました。私に旗をくれた彼は、遠くから私に渡すって決めてたんだね笑 可愛い😍

 

 

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 広場の周りにはオシャレなレストラン。

 ここを通り過ぎるとお洋服屋さんがずらーっと並んでいて、サルタやコルドバと同じ感じ。

 

 


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 カテドラルもあったけど、今までたくさん見てきたからスルー。

 アルゼンチンらしさと、ペルーやボリビアで見てきたごちゃごちゃした感じとがミックスされたような街の雰囲気。ブエノスアイレスやメンドーサとは明らかに違うなーって思う。

 

 

 

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 ショッピング街を抜けると、家々が集まる地区に。向こうのエリアには行かなかったけど、ホステル周辺とは街の雰囲気が違うような感じ。

 

 


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 ドライフルーツ屋さんがあるのは、国内共通でフフイにも量り売りのお店がありました!

 パイナップルとマンゴーが85ペソ(200円)

 日本で買う値段って一体...と思ってしまう安さ😲

 


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 フフイの街路樹もオレンジ🍊

 ここの近くの小さな商店でお水を買ったのね。

 

 

👩🏻これ下さい

👨🏻‍🦱40ペソだよ

👩🏻でも35ペソって書いてあったよ?

👨🏻‍🦱ハハ、可愛いから35ペソでいいよ

 

 

 お茶目なおじちゃん。

 値上がりしたなら、表示変えておいてよー。

 

 

 

 ある日曜日。

 バスターミナルに用事があって、近くのバス停でひたすらバスが来るのを待つ。

 ターミナルに行くのはXibi Xibiっていう5番のバス。

 時刻表なんてないから、来るまで待つのみなんだけど、タクシーに乗ったって数百円。でも私には急ぐ理由なんてなくて、時間は有り余るほどあるのに、バスを待つのがとっても苦痛で長く感じた時に、

 

私はなんてせっかちなんだろう...

便利な世の中に慣れすぎて、時に身を任せる事ができなくなってる...

 

と、自分でもビックリしました。

 時間を気にせず過ごせる旅なのに、効率よく時間を無駄にしないように急か急かしてしまうなんて。

 余裕ないなー...

 

 

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 そんな中30分近く待って、来たバスに乗車。

 ターミナルに行きたいと伝えておくと、手前の歩道橋のところでおろしてくれるから頼んでおいたよ。

 5分もしないうちに、バス停でもなんでもない所でバスが停車。運転手さんがシートベルトを外して降りていく...

 道で待っていたおじさんとお喋りしていて、何事かと思ったら、ここで職務交代らしい。

 

 

👨🏼‍🦱お疲れ!

🧔🏻あの女の子がターミナルに行きたいから、歩道橋で止まってあげて

👨🏼‍🦱OK

🧔🏻じゃぁ明日ね

👨🏼‍🦱俺、明日は休みなんだよ

🧔🏻次いつ会えるんだよ?

👨🏼‍🦱ちょっと待って、えーっと...

 手帳を出して確認

👨🏼‍🦱あっ、火曜日だ

🧔🏻火曜日は俺休みだなー

👨🏼‍🦱じゃぁその次だな

🧔🏻しばらく合わないなー、またな!

👨🏼‍🦱おう

 

 

 彼らの業務連絡中(お喋りともいう)、バスは停車したまま。早く出発してと怒る人もおらず、当たり前のように待っているお客さん。

 そんなことってある!?と、私はビックリだったし自由すぎて笑っちゃった。運転手さんも、バス会社に出社じゃないってのも驚き。

 色々と聞いてみたい事はあるけれど、これがここでの日常なんだろうなぁー。

 海外の人は待ち合わせに遅れる率高い印象だけど、時刻表もない公共の交通機関しかなければそうなるよね!と、旅行をしながら身をもって納得。

 

 

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 バスターミナルに行く場合のみ、ここで降ろしてくれるそうです。 他の乗り場からならターミナルの中まで入るバスがあるハズです!

 


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 フフイにいる間は、毎日自炊していたのでスーパーに行くのが日課でした。

 橋を渡って少し歩くとあるスーパーまでは、片道1.2km。ホステルの向かいにあるお店で買えない物だけ買おうと思っても、まぁまぁの重さになるから、荷物を抱えながら歩く日々。(そういえば2年前のパタゴニアでは、スーパーのレジ袋がなくてエコバックを買ってお買い物していたけど、北部は未だにレジ袋くれるなぁ)

 こーゆー時間って幸せだなぁ☺️☺️

と、つくづく思いました。

 

 

 歩くしかないからあっちもこっちも寄れないけど、特に困る事はない。時間に余裕があるから、荷物を置いてから反対側のメルカドに行く事もあったけど、徒歩圏内で全てが終わって、急ぐ必要もない生活が、贅沢だったなーと帰国してから思う。

 私の家の周りは徒歩圏内で全てが揃うけど、時間がないから車で回ってしまうんだなー今は。

 毎日 何に追われているんだろうか笑。

 

 

 

 私的には、立地の良いホステルで、ドミには私しかいなくて、近くには整備された川沿いの公園や徒歩圏内で全てが揃うフフイでの生活は、新興住宅地に移り住んだような感覚でした。

 お買い物するお店の人や、写真を頼んできた街の人達には

“フフイに住んでいるの?”

と、よく聞かれたものです笑。

 ウマワカやサリーナスグランデスへの観光なら、プルママルカやウマワカに泊まった方が圧倒的に都合がいいから。もっと便利なサルタからもツアーで行けるし、フフイに寄る観光客は少ないのかもしれません。それでも、住むならフフイもいいなーと生活してみて思いました。

 

 

 

《宿メモ》

D-Gira Hostel Jujuy

・1泊 430ペソ

・4ベッドmix シャワートイレ付き

・朝食無料 キッチンあり

 

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 私的には、とっても快適なホステルでした。ただレセプションに常に人がいるわけではない...かな。とりあえず寝る場所が確保されればいいかなっていう人にはちょうど良いと思います!

 

 

2019.6月当時

1ペソ🇦🇷≒2.40円