へなちょこバックパッカー

世界をゆる〜く旅した記録

18時間のバス移動 夜行でメンドーサからサルタまで



メンドーサから北上してサルタに向かいます。アルゼンチンって広いから、何度も長距離移動してきたし、バスは飛行機よりも快適だし、18時間って聞いても“あぁーはいはい”って思う自分にビックリです笑。

 

 

 最近ふとパソコンが欲しいな...と思ったら、日増しにパソコン購入欲が増してきて、某家電量販店に見に行ってきました。

 持ち運べるコンパクトで安めのものがいいなと思って目星を付けてたんだけど、なんと!キーボードは別売り。結局高くつくor一般的なノートパソコンとあまり変わらなそう...。

 来月から消費税あがるから、その前に買った方がいいのか?無駄遣いだから我慢するべきか...。

 お金降ってこないかなぁ...と本気で思っているayaです。

 こんにちは(*Ü*)

 

 

▷▶︎9 de Junio de 2019◀︎◁

f:id:aya-travel:20190902001355j:image

 

 チェックアウトしてタクシーでターミナルへ。

 軽食が食べれるお店も結構あるので、特に不自由しません。

 

 

f:id:aya-travel:20190902001338j:image

 ピザと飲み物付きで70ペソ(約170円)

 こういう食べ物は本当に安い。

 

 

f:id:aya-travel:20190902001335j:image

 バスが来るまでのーんびり。

 遠くに見える山々とも今日でお別れ。

 新しい土地で、どんな景色が見れるかなっていうのも楽しみだけど、好きになった街を去るのは、何回経験しても寂しいな😢

 

 

f:id:aya-travel:20190903181932j:imagef:id:aya-travel:20190902001350j:image

 チケットは数日前にターミナルで購入済み。

 サルタまで行くバスは3社くらいあった気がする。

 

  ・Andesmar 12:30 → 7:15  (2500ペソ)

  ・Flecha bus 13:00 → 7:45 (2250ペソ)

  ・Via Bariloche 13:00 → 7:30 (2115ペソ)

 

 どのバスに乗っても早朝に着くのは変わりないので、出発or到着時間で選ぶか、値段で選ぶかですね。

 私はVia Bariloche。窓口のおじちゃんが1番親切だったっていうのが決め手。

 

 

 13:00 (Mendoza)

  ↓ Via Bariloche  2115ペソ(約5300円)

 7:45(Salta)

 

 

 バスは予定通りに出発。

 座席は広くてキレイ。隣に人が座ったり座らなかったり。

 カマじゃなくても十分です。

 

 

f:id:aya-travel:20190902001342j:imagef:id:aya-travel:20190903190325j:image

 

 サルタまでは19時間!

 車内では、パン&サンドウィッチが2回と、それとは別にお菓子BOXが1回配られました。

 どちらのパンもパッサパサだし、美味しくないのね。水分全部もってかれちゃう。

 軽食出してくれるのはありがたいんだけど、私的には長時間座席に座っていることよりも、このパンが苦痛で苦痛で仕方ない。ジューシーな食べ物が食べたくなる...トレッキングで山にこもると時と同じような感覚。

 私にとって長距離バスは、パンとの戦いでもある。(いや、小麦粉製品かな...)

 

 

f:id:aya-travel:20190902001322j:image

 そんな事言いつつ、PAN屋さんでは大好きなアルファフォールを買いこみました笑。

 チョコでコーティングされていない、ココナッツがついたこのタイプが1番好き♡

 

 

f:id:aya-travel:20190902001407j:image

 メンドーサ郊外に出るとすぐに乾いた景色に変わって、左はずーっと荒々しい山。右には乾いた草原。

 途中、オリーブ畑やブドウ畑が広がって、夏には緑がキレイなんだろうなー。

 こんな果てしなく続く広大な景色は、アメリカだけかと思っていたけれど(私の勝手なイメージ)、アルゼンチンにも私の中のアメリカンな景色がありました。

 

 


f:id:aya-travel:20190902001358j:image

 車も全然すれ違わない1本道。

 たまーに現れる建物も、真四角のレンガ作りやコンクリート打ちっぱなしのお家に変わっていって、今まで見てきたアルゼンチンとは全く違う国みたい。生活格差も激しいのかなぁ.....

 

 バスからは、地平線に沈む夕陽も見れたし、星空もたくさん見えた。

 真っ暗な中、遠くに見える大きな町の街灯は、砂漠の中のオアシスみたいでした。

 

 

 

f:id:aya-travel:20190903190426j:image

 車内で流れる映画と映画の間のCM。

 この音楽が気に入ったんだよねー。

 

 車内で4本くらい映画を見たのね。

 アメリカでの黒人差別のお話。

 言葉は100%理解できていないけど、私が想像していた以上の差別的扱いが、世の中には確実に存在するんだなーと。どこの世界にいっても人として対等なはずなのに、そんなのは理想ばかりで衝撃でした。

 メジャーな映画を流してくれることもあれば、日本では見る事もなかったであろう映画も流れてくるので、バスでの映画は何気に私の楽しみです。

 

 

f:id:aya-travel:20190903190240j:image

 旅に飽きたというか、どこに行っても何をしても新鮮さに欠けてしまって、ひとり旅を始めたばかりの頃のような高揚感や達成感はなくなってしまったし、今まで知らなかった土地や出来事を知るようになって、もっと知りたい、もっと調べたい、もっとやってみたいっていう好奇心も減ってしまった。

 久しぶりに旅したら、また新鮮かなって思っていたけど、そんなことなかった。全く別の地域に行ったら違うのかな。中央アジアとかイスラム圏とか。

 良くも悪くも世界は均一化されつつあるんだなぁー。

 

 大好きな自然を見るたびに、美しい景色を見るたびに、美味しい物を食べた時に、これを見せたいと思う人、一緒に見たいと思う人が、私にとって大事な人なんだと思うようにしたら、今まで“好き”って思っていた人達はあてはまらなかったよ。私がそう思う人は、意外にもコロンビアで会った彼でした。

一晩の恋 - へなちょこバックパッカー

 

 私もいつまでもふらふらフリーターしてる訳にもいかないし(本当は世界のどこにいても仕事ができるようになりたいし、年1回は1ヵ月くらいまとまったお休みをとって旅行したい)、来年中には就職しないとなー。お金が貯まっても、貯まっていなくても、年明けにはもう一回行きたい国を旅しよう。

 

 バスの中って、私の考えを整理する時間でもあって、当時はこんな事を思っていたようです。帰ってきた今でも、どの考えも変わらないけれど。

 

 

 

 夜は爆睡Zzz

 サルタかと思って焦った場所は、サルタより1つ手前の街で、バス会社の人が教えてくれました。危うく、また全く知らない土地で途方にくれるところだった。

 ほぼほぼ予定通りにサルタに到着。

 サルタも夜明けが遅いみたいで、外はまだ薄暗い。

 8時過ぎてようやく明るくなったけれど、どよーんと曇り空で、タクシーの窓越しに見える町はがらーんとして良い印象は感じられませんでした。が!良く考えたらこの日は日曜日。人が歩いているわけがないんですよね。

 海外の日曜って本当にゴーストタウンみたいになることあるから、移動する曜日も要注意な気がする。

 

 


f:id:aya-travel:20190902001402j:image
f:id:aya-travel:20190902001331j:image

 三角屋根のお家はなくなって、ペルーやボリビアで見た四角い建物が増えたような気がする。

 タクシーのおじちゃんは、とても親切でちゃんとメーターを使ってくれたし、おつりも当たり前のように、すぐにくれました。ホステルを探している時も、近所の人が場所を教えてれて、サルタは今までとはまた違った雰囲気の街のようです。

 

 今回1番行きたかったのは、アルゼンチン北部。

 サリーナスグランデスや雲の列車、ウマワカ渓谷など、どうやって行ったらいいのかイマイチ分からなかったので、サルタでじっくりこれからどう旅するのか決めたいと思いまーす。

 

2019.6月当時

1ペソ🇦🇷≒2.40円