世界一美しい教会 ラス・ラハスは本当に美しいのか?
旅人に教えてもらったラス・ラハス教会(Santuario de Las Lajas)。世界一美しいと言われているそうなので、実際に見に行って確かめてきました。
来月、友達の二次会に行くんだけど、ドレスコードがデニム。パンツにレース系のトップスにしようかGジャン羽織るスタイルにするか...何を着るか迷いに迷ってるayaです。
こんにちは(*Ü*)
▷▶︎16 Septiembre de 2017◀︎◁
この日は朝から曇り&雨。
天気の回復を待って午後から教会に向かいました。
まずはイピアレスのターミナルまで。乗車待ちしているタクシーに声をかけて教会まで連れて行ってもらいます。(往復5000cop)
ひとりだから当たり前のように助手席に案内される笑。私的には、大きな窓で景色を独り占めできるからラッキーだけれど♫
到着すると観光客でいっぱい。
お土産通りを進んで行きます。
しかし!お腹もすいていたし、匂いに誘われてそのまま食堂へ。
軽く何か食べようと思って頼んだのが、こちら💁♀️
お肉とじゃがいも(7000cop)
ナイフとフォーク必要かな?笑
てか、これにイピアレスまでの往復よりも高いお金を払った私って...。
コロンビアは、お金の単位が0が多いからお会計が難しい。
mas despacio y facíl por favor, cuanto cuesta?
(ゆっくり簡単にお願いします。いくらですか?)
と言ってみた。
お店のお姉さんは、微笑みながらゆっくり丁寧に言ってくれたにも関わらず理解するまで時間のかかる私...苦笑。それでも待ってくれたので練習にはなりました。もう、慣れるしかないですね。
お腹も満たされたので、出発!
教会までは、ずーっと緩やかな下り坂。
石畳の道に、壁に垂れるお花と青い空。それだけで、お洒落な公園でもお散歩しているような気分でした。
たくさんのプレートが埋め込まれている壁。ひとつひとう違うから見ごたえあります。
そして、ようやくたどり着いたのが教会の裏側。 ぐるーっと半周して、やっと正面です!
おぉ~!大きい!!
見上げないと上まで見えません。
白とグレーを基調にしていて、レゴのブロックにありそう。
中に入ると、ミサが行われていました。
内装は白を基調としていて、ステンドグラスが良く映える。
一番奥には、岩肌がむき出しになっているのが見えました。崖にくっついて教会が作られているんですね!
でも、こういう教会なら、世界中色々な所に建てられているハズ。
美しいといわれている理由はどこだろう。
外に出て、美しくみえるところはないか散策してみることに。
反対側の斜面に登ったり、レストランの庭に行ってみたり、雲の間から太陽が出てくるのを待ってみたり...。
遠くで引いて見て気付いたけれど、ここの教会は、崖にくっついた状態で建てられていて、なおかつ下には川が流れているから、対岸を繋ぐようにして橋の役割もはたしているみたい。
教会というよりは、お城っていう印象だなー。
確かに、立地や自然を背景とした景色は美しい。でも、私的には、キトのBasílica del Voto Nacionalが1番だなぁー。
キトの教会の記事はこちら💁♀️
願いが叶う⁉︎マリア様が見守る街キトのパワースポット➳♡゛ - へなちょこバックパッカー
教会の対岸にもあったプレートが埋め込まれている壁。
なんて書いてあるのか分からないけれど、形やデザインが違うから、1つ1つに思いが込められているんだろうなぁ...。もっと教会が建てられた由縁とか歴史を知っていれば、観光に深みが出るだろうに、無知な私...。
途中の撮影スポットで写真を撮っていたら、しきりに話しかけてきた男の子。写真を撮って欲しいと言っているのかと思って、何枚か写真を撮って彼に見せてあげるも、なんか違う様子。気付いたママ達が“どうも、うちの子がすみません~”みたいな雰囲気で彼を連れ去っていっちゃった。
思いを汲みとってあげられなくて、ごめんね。
私のスペイン語レベルは、旅行で使うものonlyみたいです。
数時間、ぐるぐる回った結果、帰り際に撮った天使と教会のセットの写真が私的にはお気に入りです♡
きれいに撮ろうとか、良く写そうと思えば思うほど、SNSで見かけたことのあるような、ありきたりな写真しか撮れなく、後で見返しても心に響かないというか...いつの間にか、心に残った瞬間を切り取った写真じゃなくなっていることに気付いた1日でもありました。
ふと見上げた空がきれいだったり、街並みに心が弾んだり、目の前に見えている一瞬を残しておきたいと思ったり、日常の景色が愛おしいと思ったり。そういう事を感じる心が鈍ってしまったのか、旅が日常になってしまったのか分からないけど、なんだか悲しいな。
そんな事を考えながら歩いていた帰り道。木々の間から見える青空がきれいだなーと思って撮った1枚。他人には分からないかもしれないけれど、何気ない日常の方が、一生続くものじゃないんだなーと思って愛おしくなる瞬間があるんですよね。切り取って残したいというか。シンプルに幸せを感じられる瞬間があるんです。
世界一かどうかは分からないけど、確かにラス・ラハス教会は美しかったです。
でも、“美しい”の概念は、人それぞれですよね。
中南米には、ヨーロッパの文化を引き継いだ教会が多く残っているので、自分の中の“世界一”を見つけるのもいいかもしれませんね!
2017.9月当時
🇨🇴1ペソ≒0.053円