キトから日帰りでキロトア湖へ
バスを乗り継いで、富士山よりも高いところにあるキロトア湖に行ってきました。
数週間前にパーマをかけて、髪の毛も5cmほど切ったんだけど、気付いた人はゼロ🤷♀️ いつも毛先は巻いていたけど、さすがに全体パーマかけたら気付いてくれてもいいのに悲しい。自分が思っているより、周りは興味がないってことですね(;ω;)
ayaです。
こんにちは(*Ü*)
▷▶︎3 Septiembre de 2017◀︎◁
5:30に起きて、今日はバスを乗り継いで遠出してきます!
まずは、昨日とは別の南にあるバスターミナルまで。
El Giron
↓ 132番 0.5ドル
Plaza Simon Bolibar
↓ 乗り換えて
Banco Central
↓
Terminal Quitumbe 7:50
今思うと、普通にC4のバスに乗って行ったら乗り換えせずに行けたのかな?
それにしても、キトの市街からターミナルまで約1時間。眠いZzz
次の乗り継ぎ先ラタクンガ(Latacunga)のチケットカウンターは、どこにあるのか近くにいた人に聞いて、カウンターへ。もうすぐ出発とのことで急いで購入。
Terminal Quitumbe 7:55
↓ 2.5ドル +ターミナル使用税0.2ドル
Latacunga 9:15
みんなに急かされながら、乗せてくれたのは運転手さんのすぐ横。日本でいうバスガイドさんが座る補助席的な椅子でした笑。私的には、大きな窓ガラスから景色がよく見えるからラッキー🤞と思っていたのも一瞬。ぐっすり眠っちゃって、運転手さんが着いたよ!って起こしてくれました。どうやら、ラタクンガ(Latacunga)が終点ではないようで、ここでは私しか降りる人がいませんでした。
ここからは、キロトア湖行きのバスに乗車。こじんまりとしたターミナルなので、すぐにチケットカウンターを見つけることができました。
Latacunga 9:50
↓ 2ドル
Quilotoa
少し待って、バスは出発。田舎道を進みます。
バスが動き出して寒気がしたんだけど、窓が開いているし標高が高いからだろうと思ってそのままにしていたけど、いっこうに寒気が治らない。寒いからじゃないような感じ...。このところ毎日毎日早起きして観光してたから疲れが出てるのかな。ここで発熱するわけにはいかないので、常備していた頓服を1錠飲んだのがいけなかった。
このあと、がくーんと深い眠りに落ちて気付けば車内はガラガラ(*゚o゚*)前後に座っていた人もいない。急いでmapを確認するとキロトア湖には向かっている...どういうこと!?
内心ハラハラしつつ、とりあえずバスに乗ってキロトア湖から遠く離れるようだったら一度降りよう。そう思っていた矢先、チケット確認のバスのお姉さんに声を掛けられました。
お姉さん: “あなた、どこまで行きたいの?”
私: キロトア湖
お姉さん: 通り過ぎたわよ!
私: えっ((((;゚Д゚))))
お姉さん: またキロトア湖に向かっているから、そのまま乗ってて
私: 寝過ごしちゃったみたい...
お姉さん: 笑
この会話は、ほぼジェスチャーと単語です笑
なんと!
寝過ごしただけでなく、キロトア湖を越した先の村まで行って、またラタクンガに向かう途中で目が覚めたらしいです...わぉ🤭
人が降りていったのも、終点の村に着いたのもぜっんぜん気が付かなかった。頓服のせいなのかもしれないけど、知らない土地で眠れる神経がどうかしてる。そもそも日本みたいに安全とも限らないのに。
ということで、予定から大幅に遅れて、キロトア湖に到着。
キロトア湖とは
標高3800mのところにあるカルデラ湖。火山噴火でできたクレーターに雨水がたまってできた湖で、南米の中でも美しいとされてる湖だそうです。
バス車内で声を掛けてくれたお姉さんも一緒に降りて、キロトア湖の入り口まで連れていってくれました。寝過ごしちゃうくらいだからね、心配してくれたのかな?
お姉さんと別れてクレーターの淵に近づくに連れて見えてくるキロトア湖は、パノラマで撮影して、ようやく入りきるほど大きいかったです。
そして何より風が強い!強すぎる!!
テレビの台風中継みたいに立ってるのがやっとで自撮りなんてしようものなら、髪の毛はくしゃくしゃになり、向きを変えると上着のフードが自動でかぶれてしまうような暴風。もともと気温が低いのに、暴風のせいで体感温度はもっと下がって、顔はこわばるし出ている肌が痛くなるほどでした。
キトの天気はどんよりしていたけれど、ここの天気は快晴!空も濃く青く、サングラスなしでは目をあけていられません。遠くの雲の影が山や湖に写っていて、空が近いことを実感しました。
せっかくなので、湖の麓まで。
砂の道。白いから反射して眩しすぎるし、砂漠みたいに足をとられる&滑って歩きにくい。周りに捕まる所もないから、きっと変な歩き方してたと思う笑。でも、湖に向かう道に入った途端、風はおさまってました。風が強いのは山頂だったからなのかな?
ここでも馬に乗らないか?の営業。でも、なんかラクしてるみたいで乗る気になれない...
途中の見晴らしのいい岩の上で休憩。麓までは、あんなにクネクネした道が続いててまだまだ遠い...
このままのペースで麓に行ったら帰りの最終バスに間に合わないので、ここで諦めて山頂に戻ることにしました。寝過ごした代償は大きかった(;ω;)
本当は湖まで行きたかったし、淵をぐるーっと1周してみたかったんだけどな...残念。
バス停に出る手前にあったお花。空の青と花のコントラストがすごく鮮やかでキレイだなーと思って立ち止まったんだよね。
道に出ると、ちょうどバスが来て乗せてもらったのが14:00。頓服の効き目が切れたのか寒気と関節痛がおそってきた。
帰りは、ラタクンガのバスターミナルまでは行かず途中でバスを降りることに。この頃には熱が上がり切っていて、歩くのもしんどい...バスターミナルはどこに??ひとりの時に体調悪いって辛い(;ω;)
ようやく見つけて辿り着いたターミナルのチケットカウンター。3歳くらいの女の子が民族衣装を着ていて激かわでした♡ 旅中、幼い子で着てるのを見かけたのは少なかったなぁー
ラタクンガを出発して、目指すはキトのターミナル。途中、コトパクシが見えて、本当に富士山そっくりでした。おまけに周辺の景色もそっくりで、“これ日本です!”って言われたら、そう思うだろうな、きっと。
調べてきたようにバスを乗るも、うまく乗り換えできなくて、途中で反対方向のに乗っちゃってたりして駅員さんに聞きながら帰宅。あたりはすっかり夜でした。
週末だし、夜だし、お水や食料を買いたくてもお店はどこもやってなくて困った( ´Д` )
クタクタで家に着いて、すぐにでも横になりたかったけど、砂まみれで汚いし、お湯沸かさないと飲み物ないしで、色々片付けてから就寝。
日本では、水道ひねれば水は飲めるし、家には家族がいるから頼れるし、24時間いつでも空いてるコンビニがあるから最低限の物も買える。でも、ここではそれができない。体調を崩して改めて日本での生活の便利さを感じました。
この日は、水分をたくさんとって、風邪薬と頓服を飲んで寝たけど、頓服が1錠じゃ効かなくて2錠飲んだし、ぐっすり眠れたと思って目が覚めてもまだ1時間しか経ってなくて尿意を感じてトイレへ。その繰り返しで朝を迎えました。38.5度は越えてる感覚だったな...健康って大事!
日帰りでのキロトア湖は、なかなか大変な思い出になりました(^_^;
2017.9月当時
🇪🇨1ドル≒112.3円
※エクアドルでは国の通貨として米ドルを使っています!