南半球から北半球へ
赤道記念碑に行ってきました。赤道を越えて、ついに北半球に突入です!
新しく入ったアルバイトの学生さん。話してみたら両親ともに日本語ペラペラのペルー人みたいで、彼女もスペイン語が話せるそう。お客様とスペイン語で話してみたら?喜ばれると思うよ!と言うと
日本人の顔でスペイン語を話したらそうだけど、私が話しても当たり前だから喜ばれないし、逆になんでもっと話せないの?ってなりますよ
って言われちゃいました。そんな事、考えもしなかったから、私の発言で傷つけちゃったかなーと反省。ほぼ日本人しかいない環境で育ってきた私にとって、いろんな事を考えさせられる出来事でした。
もっと広い視野をもって話せるようになりたいayaです。
こんにちは(*Ü*)
▷▶︎31 Agosto de 2017◀︎◁
赤道とは
緯度が0度の線です。
北極と南極から最も遠い地球上の点を結んだものネットから引用
世界地図でしか見た事がない赤道を、私も自分の足で赤道をまたいでみたいので、赤道に行ってきます!
キトからは日帰りで十分行く事ができます。
赤道記念碑(Mitad del Mundo)
入場料 7.5ドル
宿のすぐ近くのバス停からバスを乗り継いで向かいます。(宿はplaza fochから台地に向かって一本道の所にあります)
12 de Octobre Y Lizardo Gracia
↓ 131番の青色のバス 0.25ドル
Antonio de Herrera Y Humberto Albornoz 2
一旦バスを降りて、広い通りに出て別のバス停で乗換
↓
Antonio Jose de Sucre Y Humberto Albornoz
走ってくるバスを見て “Mundo”って書いてあるバスに乗りました
運転手さんにも“mitad del mundoまで行きたい”と伝えれば教えてくれます
↓ 0.4ドル
赤道記念碑付近で下車
ローカルバスはたくさん走っているものの、走ってくるのが見えたらバス正面に貼ってある番号や行き先を瞬時に見て、手をあげないと通り過ぎてしまうので私にとっては至難の業。現地の人でも身を乗り出してバスを確認してました笑。それにバスは動いているし遠くにいたら数字なんて見えないじゃん!? 正面に番号が貼ってないものや、書いてあっても行かないバスもあるので、乗車前に聞くのが1番安心です!
あとバスの運賃は、運転手さんとは別に運賃回収係のお兄さんがいるので、その人に渡します。どんなに混んでいても、どの人がまだ払っていないかきっちり分かるから仕事っぷりにビックリです!
最初のバスに乗っている途中、赤信号で停車中にバスに乗り込んでソフトクリームを売りに来たお兄さん! 南米では車内に乗り込んできて色んなものを販売している風景は当たり前だったけれど、ソフトクリームは初めてだったので衝撃でした。意外と買う人が多かったから商売上手ですよね!
キトの新市街からは意外と時間がかかって到着したのは11:30頃。
待ち時間も含めて2時間近くかかったかも。
記念碑の周りは、荒々しい乾いた土地って感じで、山に囲まれてました。標高2500mとはいえ、曇っていても眩しくてサングラスは必須。この日は、かけてないと涙がとまらないくらいでした。
なぜか、
キターーーーーっ!!!!!
っていう達成感があってテンションあがりました。
南米大陸南端にあるアルゼンチンのウシュアイアから、陸路で赤道まで来たんだもん。
寒くて朝は9時頃にようやく明るくなる街から、昼間はロンT1枚でも平気で、朝9時には明るくなってる街に来たよ!
場所が変わると気候も太陽が出ている時間も変わるから地球って不思議だけど、南端から北上してきたことでそれを感じられたから、すごいことだなーって思う。
社会と理科の授業を実体験してるって感じかな。
左が南半球。(スペイン語で南はsur)
右が北半球。(北はnorte)
正面は人がたくさんいたので、裏に回ってゆっくり記念撮影。
南半球から北半球へ🌎
— ♡ayano♡ (@anvvvv) 2017年9月1日
ついにー!!! pic.twitter.com/On8P0NLvdb
赤道をこえて浮かれ過ぎてる笑。
でも、本物の赤道はここじゃないよ!
測量の技術が進歩して、正確な赤道は近くのレストランの中らしいです。
中央にあるモニュメントにも登れます。
広大な大地が見渡せました。
そして大事件!
カメラの液晶を動かして撮影できなくなりました...上から撮影したいときとか自撮りをしようとすると画面は真っ暗でレンズも閉じちゃう。おいー。カメラまで赤道を越えて満足しちゃったのかな。
モニュメントをおりて記念碑内を散策。
昔の人の暮らしを再現してあるコーナーがありました。
それより、赤道記念碑内のトイレが私の常識を超えてくれました。
海外のトイレは、トイレの入り口でお金を払うことがほとんどで、その時にペーパーもくれるんだけど、記念碑のトイレは無料!その代わりにペーパーは自販機で購入スタイル。
自販機から決まった分だけ出てきます笑!!
ここのペーパーがいくらだったかは全然覚えていないけど、大きい方したかったら絶対足りない量でした。普通に、おばちゃんに払ってトイレに入る時の方が紙もたくさんくれます。
このあと、記念碑を出て赤道ミュージアム(Museo de Sitio Intinan)にも寄りました。
入場料 4ドル(ガイド込)
人間の頭をネックレスや杖のシンボルにしていた民族がいたらしく、工程が記されていていました。結構リアル...
0度ってなってるけど、ここも本物の赤道じゃないんだなぁー。
日時計があったけど、あいにくの曇り空で実験できず。
ガイドさんが言うには、エクアドルは赤道があるから1年いつでも
日の出 6:00→日没 18:00らしい。
昼と夜がきっちり半分なんだね。
水の周り方の実験。
南半球と北半球では、水が流れていくときの周り方が違うらしく、赤道ではまっすぐ吸い込まれていくんだって。これは本当だった!
卵も釘の上に立つし、赤道の上に立つと人間も力が入らなかったり、地球の中心に来るだけで不思議な事がいっぱい体験&知ることができる場所でした。
色んな所で地味に集めているスタンプ。
赤道記念碑でも、ミュージアムでも押してもらいました!
帰りは、キトのセントロまで行きたいとレストランの人に聞いて、来たバスに乗車。帰宅ラッシュと重なって満員の車内。しかもセントロまで直で行かないやつらしい。人に埋もれていた私だけど、運賃回収係のお兄さんが覚えていてくれて、
“ここで降りて、この道を歩いていくといいよ”
って教えてくれました。優しいありがとう!
でも宿まで2km...ほぼまっすぐ1本道だったけれど、疲れたよ。
ローカルバス乗りこなすって難しいな。
学校で教わっていた勉強って好きでも嫌いでもないというか、正直興味なかったけれど、こうやって旅で見てきた事と照らし合わせていくと面白いなって思いました。だから学校でも、もっと興味が持てるようにしたらいいのになーって思う。
明日からは日本と同じ北半球での生活でーす!
南半球から北半球に突入する動画を作ったので良かったら是非💁♀️
2017.8月当時
🇪🇨1ドル≒112.3円
※エクアドルでは国の通貨として米ドルを使っています!