コーヒーができるまで
コロンビアといえばコーヒー!ここサレント(Salento)では、コーヒー農園の見学ができるらしいので、本場のコーヒーを味わいに農園まで行ってきました。
前の職場の先輩後輩と飲みに行ってきました。もう2年も経つのに、変わらず声を掛けてくれて嬉しい限りです🙌✨辞めたから気付けたことが沢山あるし、知らない間に前職で身に付いた事も沢山あって、良い所で働かせてもらえたなーと今更思い出に浸ってます。
ayaです。
こんにちは(*Ü*)
▷▶︎20 Septiembre de 2017◀︎◁
のどかな朝を迎え、朝食でもコーヒーをいただく優雅な時間。
サレントには、いくつかコーヒー農園があり、旅行者に見学ツアーみたいなのを開いています。
私は、なんとなーくだけど、OCASOっていう農園が気になったので、今日はそこに行ってきます。
農園は、街の外れのこの橋を渡ったエリアにあります。
セントロからジープも出ているけれど、運動も兼ねて、歩いていきます。
この街に滞在中、1度もにほん人を見かけていないけれど、日本語で“朝食”って書いてあるから、日本人がいたのかな?
道というか山道をひたすら下る下る下る...
ほんとっ、のどかな景色。
途中、別のコーヒー農園があって、声を掛けられたんだけど、他の農園を否定するような事を言って、だから自分の農園がいいよって勧めてきたから、残念だったなー。
他の農園の紹介やいいところを褒めつつ、“うちの農園は~”って言ってくれたら違ったのになぁ。
1時間かからないくらいだったかなー。
12:55に目的地のOCASO農園に到着。
奥まで進んで行くと、建物があるので、そこで受付を済ませます。(見学代15000cop)
なかなかいい値段します
13:00~UKカップルと私の3人でツアースタート。
オール英語のガイド決定。ガンバレ私w。
ここの豆は、アラビカっていう種類の豆らしい。
アラビカ豆にもいくつか種類があって、ここでは2種類の豆を扱っているそう。
コーヒーの苗は、4~5年で豆が収穫できるサイズに成長していくんだって。
何年かのサイクルで、木も新しくするって言ってました。
ここのコーヒーの木は、背が低いから、実が取りやすいんだそう。
今は、シーズンじゃなかったから赤い実はほとんどなかったけど、生い茂る木の中で実を取らせてくれました。(昔、ネパールでもコーヒー農園に行ったけど、赤い実ばかりだったから、シーズンだったんですね!)
私達が、実を取らせてもらったのは、もっと木が密集していて、背ももう少し大きかったので、ジャングル探検みたいでした。
背伸びしなくても、手を伸ばせば届く範囲に実がぎっしり。
ここまで赤い実がないと、3人とも必死w。見つけた時には宝物でも見つけたかのように、あったー!っと大喜びで自分のかごに入れてました。
10分ほどで、収穫できたのはこれだけ。少なっ😧
実の部分がコーヒーになるものだと思っていたけど、実は“種”がコーヒーになるんです。
そして、この実の部分は、甘いんです!
稀に、黄色の実があるそうなんですが、それはすごく甘くて、いいやつらしいけど、めったにないので、大変貴重なんだそう。
ふつうは1つの実の中に1つの種しかないんだけれど、2つ合わさるようにして種が入っているものもあるんだって。その他にも、すごく小さなまん丸の種もあるらしいんだけど、これも貴重でおいしいらしい。
昔ながらのやり方で皮を剥かせてもらいました。
少ししかないから、3人で1回りずつくらい笑。
洗ったり、乾燥させたり、薄皮をとったり。
大きい機会と、昔ながらのやり方と、両方見せてくれました。
シーズン中ではないので、実際に行っているのは見れなくて残念。
機械を使わず、人の手で手間暇かけて天日干ししたものの方がおいしいんだって。
粒もそろって、いいコーヒー豆。
粒がそろってなかったり、黒かったりする2等品のコーヒー豆。
コロンビア国内では、2等品のコーヒーが一般的に飲まれていて、1等品は国外向けらしいです。
自分の国なんだから1番いいやつを飲んだらいいのに。
1番右のは、極小で貴重なコーヒー豆。
実からコーヒー豆になるまで。
最後に、ガイドさんがコーヒーを淹れてくれました。
おいしくコーヒーを飲むコツは、
①お湯は78℃~80℃で、沸騰させないこと
②じっくり注ぐこと
らしいです。
ここの農園のスペシャルなコーヒーらしいけど、とっっっても酸味が強かったです。
私がいつも飲んでいたコーヒーっていったい......
帰りに、お土産と自分用に1つずつコーヒーを買いました。
ここの情報ノートに、日本人のメッセージがあるんだけど教えてくれない?ってガイドさんに言われたので、読んであげました。簡単な事はスペイン語で言えるようになって良かった。
ツアーは1時間くらいで終了。
私の英語力では、せっかくのガイドさんの説明も間違った解釈をしているかもしれません。私の力で理解できた最大限の内容となっております笑。
コーヒーの消費量が増えているこの頃。1等品は国外向けで、コロンビアでは2等品のコーヒーが主流だというのが衝撃的でした。日本でもコロンビア産のコーヒーをよく目にするので、こんな無知の私ですら、おいしいコーヒーの産地なんだろうなって事は知ってました。最近ではコンビニでも安くておいしいコーヒーが飲めるようになった日本ですが、生産者の労働に相応する価格で取引されているのかな。
大切に育てられたコーヒーが、大切に飲まれるようになればと願います。
2017.9月当時
🇨🇴1ペソ≒0.053円