おとぎの国の青い街
ずっと行きたかったシャウェンの旧市街を、ひたすらお散歩したお話です。
秋になったし山梨でワイナリー巡りしたいなと思っていたら、どこもコロナで見学のみになってました...
今までと同じ楽しみ方ができなくなって、これから新しい生活様式が“普通”になっていくんだろうなぁ…。時代に付いていける気がしない。
ayaです(*Ü*)
こんにちは。
▷▶︎Agosto de 2015◀︎◁
目覚ましなしで起きれるのは幸せだけど、シャウェンを楽しめるのは今日だけなので、朝から行動します!!
街自体が観光名所とでもいえばいいのかな?
特別な観光スポットがあるわけでも、アクティビティがあるわけでもありませんが、かわいらしい街並みを見て歩くのが観光とでも言っておこうかな。
縦列駐車がとっても上手なこと👏🏻✨
ここではタクシーまでもが青色でした。
午前中はお店も閉まってるし、人も少なくて街全体が静かです。
夜もそうだったけど、陽が当たらない時間は、氷の中を歩いているような気分。
この奥にある階段は、どこにつながっているのかな~
静まり返った旧市街を抜けて、昨日登った丘の上のモスクまで。
来る途中で買った桃を朝ごはんにして、のんびりタイム。
夕暮れもキレイだったけど、午前中の澄んだ空気の中で見る街並みも清々しい。
おまけに誰もいないから、シャウェンの街並みをひとり占めでした。
お腹も気分も満たされたので、早速お散歩!
ぶどうの葉っぱと壁の相性がいいと思うんだ!
足元を見ると、マンホールまで青で塗られてました。
絵みたいな1枚。
現実なのか幻想なのか…私もこのまま吸い込まれそう
って思ってたら、私と同じように思った人がいたのか、行き交う人達の様子が壁に描かれていました。
絵なのか現実なのか分からなくなるよ。
マラケシュと同様、お店を出す場所には番号が書いてあったよ。
商品がかけてあるのも可愛いし♡
洗濯物だって可愛く見える♡
ドアが可愛いお家も多かったです。
ノックするのはファティマの手。
ドアノブが鍵になっているお家もあって、可愛い♡
お家の中は、どんなふうになっているのかな?
日本では見かけなくなった公衆電話。
意外にも赤色でした。
青だと目立たないからかな?
いわゆる映えスポット。
ここに限らず、街中カラフルな鉢にお花が植えてあって、可愛さを倍増してくれるんですよね。
当時は、そこまでインスタも流行っていなくて、可愛い街の1コマだったんだけど、実はここの階段を撮った写真で、青をテーマにした旅写真コンテストで準優勝したことがあります。
染料のお店かな?
並んでいる粉を見ると、日本でよく見かける色味とは違って、国によって色彩感覚って違うんだなと思いました。
青かとおもいきや、薄いラベンダー色だった一画。
日本には、壁をカラフルに塗る文化はないからなー。景観も似合わないし。
実際に歩いてみると、青の色も様々だし、時間帯によっても見え方が違うから何度でも楽しめちゃう。
ランチは、お土産屋さんでおじさんがおススメしてくれたお店へ。
クスクス頼んだけど、ひとりじゃ食べきれないんだよーごめん。
歩いていて、不意に見つけた落書き達。
私にとってはおとぎの国に迷い込んだような気分だけど、洗濯物が干してあったり、家族の話声が聞こえたり、ここに住んでいる人の日常の時間が流れているんだなーって感じる瞬間もあって、ここで生活している人の街にお邪魔させてもらっているんですよね。
お土産見てたら声掛けられてお話したんだけど、what's app交換しようと言われて
what "what's app?"
っていうおかしな会話をしたの笑。
今はアカウント持ってるよ!
お土産屋さん巡りをしていたら、お店の人にミントティーやメロンを頂いて。
買う予定はないよって言っても食べていってって言うからお言葉に甘えて頂いちゃった。
ここでは、ゆっくり自分のペースでお買い物できるから、マラケシュと同じモロッコなのかと思ってしまう笑。
なぜか惹かれるファティマの手。
イスラム教、特にベルベル人の間に広く知られる厄除けのお守りのようなものといえばいいのかな。特に女性を守る意味合いが強いらしいです。
マラケシュで買った小銭入れに付けれる小さいタイプのを探してたんだ!
このあとに自分用に買ったキーホルダー。
帰国後、車のカギをずっと付けていたんだけど、今年の夏に金具が壊れて外れちゃいました…。
私を守ってくれたのかな?
今までありがとう(*Ü*)
写真で見ていたよりもずっと可愛くて、おとぎの国のような街。
どのモロッコ人も、
シャウェンはとってもいい場所だよ
って言っていたのも納得で、騒音を忘れてのんびりした空気が流れていました。