息を飲む美しさ ラグーナ69
南米に戻ってきて1番やりたかった事はトレッキングです♡こんな絶景が手軽に見に行けるのは海外ならではじゃないでしょうか?
突然2連休をいただき、久しぶりに高い山からの眺めが見たい‼︎と思って駒ケ岳に行こうとしたら、もう雪が降ってました。スニーカーのなんちゃって山ガールがひとりで行ける状況じゃなく、断念(;ω;)
山と空が恋しいなー。
ayaです。こんにちは(*Ü*)
▷▶︎31 Julio de 2017◀︎◁
今日はラグーナ69までトレッキング!今回の旅がスタートして初めての観光です♬
早朝出発だから静かに支度しないとって思っていたけど、同じドミの韓国男子3人組も同じツアーだったから気兼ねなく朝の支度ができたよ。
5:00過ぎにピックアップが来て、色々回ってワラスを出たのが5:40頃。途中、バスが2回も止まってタイヤの調節...大丈夫なのかな?
なんだかんだで登山口に着いたのは10:00。バスを降りると空気が冷たい(>ω<)
日焼け止め塗ったり、写真撮ったりしてたら同じバスに乗ってた人達は誰もいなくなってて、ガイドさんにも早く出発しなよって言われちゃった笑
スタートして、いきなりの急な下り笑。
振り返ると、遠くにさっき通ったヤンガヌ湖が見えました。水色がきれいだったんだよー。
大きな川を渡って少し歩くと大きな山に向かって平原が広がってました。山の間に平地があるって不思議。
川で水浴びするリャマ達。リボンを付けてもらってるリャマもいて可愛い♡
歩いてると、当たり前のように牛が歩いてくるほのぼのとした景色。でも、この時点で標高3800m。ちょっと息が苦しいけど歩くのには問題ない程度かな!
ほのぼのした景色を抜けると、ひたすら登り。
周りに人がいなくて、道が合ってるのか疑問になりながらも道っぽい道を歩いて進む...
陽射しは強くて暑いし、サングラスないと目は開けられないし、そういえば高地でのトレッキングなんですよね(^^;;
この紫のお花がお気に入り。
遠くに見える雪山と澄んだ青空と紫の花。このコントラストがたまらなく好きで何回も立ち止まって写真撮ってました(♡∀♡)
登りきると、また下り⍨⃝︎
せっかく登ったのに下るんですか...?って気分になるけど、呼吸も身体も楽になる。
下りきったら、また平原!
景色が良すぎて自然とスキップしちゃう♬でも、そのあと呼吸があがって地味に後悔...。
看板が見えて、もう少しなんだ〜って思ってたらなんと!ここに見える大きな大きな山を登るとのこと∑(°□°)!! 見上げるほど大きくて急な山だよ?だって影できちゃってるもん。
心が折れそう(;ω;)
遠くから見ると道が見えないんだけど、近づくと道があるのね。大きな山に沿ってくねくね道になってて、しかも急!!
疲れてるのもあって、一歩の幅が小さくてなかなか足が前に出ないし息も苦しい。100歩あるいたら休もうって思うけど、心の中で数を数えるのも体力使うほどの苦しさで、いっこうに数が進まない笑笑。呼吸する以外で酸素を使いたくないって身体が言ってるみたい。
限界まで歩いて休む。その繰り返し。
たくさん進んだなーと思ってmap確認すると、数100mも進んでなくてガビーンってなるほど進まない。
ここまでは休憩なしで歩いて来れたのに、途中で立ち止まらないと進めない。呼吸だけじゃなくて身体も重い。水泳の練習よりもキツイ気がしました...
この登りに来ると、同じバスに乗ってた人達にも追いついて、みんな休み休み登ってました。
韓国男子のひとりがキャンディくれたり、水飲む?ってくれたりして、さすが!優しすぎる!と感動♡
トレッキング中の景色は最高なんだけど、写真撮るのも辛いし、座ってシャッター切って立ち上がろうとしたら自分でもビックリするほどフラついたから、もう写真撮るのはやめようと思った。横はもう崖だし。
キツーい登りが落ち着くと、砂利が増えて周りの石が荒々しい石に変わり、緩やかな道に。
そして遠くに小さく湖が見え始めて...
やっと到着♡
なんて綺麗な景色!!
後ろの山は大きくて写真におさまりきらない!
近くで見ると水は透き通っていて、プールみたいにきれいな湖。←語彙力( ´Д` )
標高4580mにあるラグーナ69。
太陽の光を反射する湖。眩しすぎて目が開けられない!サングラスを外すと目が痛すぎて涙が止まりませんでした(>ω<)
私が到着すると、韓国男子3人達がハイタッチで迎えてくれて嬉しかったなぁー。
日本から持参した山ごはん(ドライカレー味)が、めちゃくちゃ美味しく感じました。もっと持ってくればよかったなぁ...。
ずーっと見ててもあきない景色。
登山口から2時間45分。絶景は簡単に見せてもらえないんだなーと実感しました。
帰りのバスの時間が決まってるので、後ろ髪引かれながらも下山。
急な登り坂だったから、もちろん帰りは急な下り坂。滑り落ちても誰も助けてもらえないので慎重に歩く私。
さっきまで晴れていたのに、雲が出てきちゃった。バイバーイ、ラグーナ69。
一回標高を上げて3800mまで下りてくるから、行きよりも呼吸も身体も楽になって、帰りはひとりカラオケ大会w。身体にも心にも歌を歌える余裕が出たみたいです笑
帰りは1時間45分で到着。休憩なしで歩けるほど体力はあるらしい。
戻ってきてから見たヤンガヌ湖。午前と色が違って見えるのは、太陽の角度かな?
バスまで戻って来るのが早い方だったのか、1時間近くバスの外で待ってから出発。日が落ちてきて、洋服を着込まないと寒いくらいでした。
やっと帰れるー!と思ったのも束の間。国立公園のエントランス過ぎたらバスは道の隅に寄せて停車。
なんと!
パンクしてました...(*゚o゚*)‼︎
予備のタイヤもないのか、ヒッチハイクして麓の村までタイヤを取りにいったガイドさん。村まではどんなに急いでも片道一時間はかかるらしい。マジか...
すっかり日が暮れて、帰れないんじゃないかって心配になってきたけど、ここで寝るの?って近くのおじさんに聞いたら
“はは〜そうかもね笑笑!”
って明るい返事が返ってきたよ。ポジティブ。
持ってきた食べ物はトレッキングで食べ切っちゃったし水も残り少ないし、でも本気で腹ペコ( ˘•_•˘ )
タイヤ持って帰ってきた時には、みんな大歓声w 頭上にはきれいな星空が広がってました。
そこから、順調にワラスに帰れると思って爆睡してたらバスから降ろされて、ぎゅうぎゅうの別のミニバンに乗せられて10ソル払う...。結局、パンクでバスが走らなくなったらしい。
日本だったらそこは別のバスが来るとか、ミニバン代はツアー会社持ちなんだろうけど、ここはペルー。それも旅の思い出です笑
パイネやフィッツロイの方が、山頂に着くまでの道のりが長くて険しかったから、余計に達成感があったけれど、ラグーナ69は、片道の時間も短いし道こそ平坦だけれど、標高が高くて苦しいから違った達成感が味わえました。
自然が作り出す青と白は、こんなにも美しいのかと感じたラグーナ69。車で簡単に見れる景色ではないけれど、自分の足で絶景を見に行ってみませんか?
2017.7月当時
🇵🇪1ペソ≒36円