おしゃれな港町エッサウィラ
マラケシュの西にある大西洋岸にある港都市エッサウィラ。ヨーロッパの文化が混ざり合う街でもあって、スーパーおすすめです✨
もうすぐ7月が終わるというのに、今年はいっこうに梅雨が明けそうにありません。
コロナでプールや海にも行けないし、花火もないし、雨ばっかりで夏らしいお洋服も着れてないし(そもそも外出する予定もない)、10日近くあるお盆休みはコロナでバイトもないだろうし、お出掛けするにもできないし、気付いたら夏が終わってるんじゃないかと思います...
あぁーーーっ、夏を満喫したいayaです。
こんにちは(*Ü*)
▷▶︎Agosto de 2015◀︎◁
私の中では、砂漠やアラビアンのイメージが強いモロッコにビーチなんてあるの?と驚きでしたが、本当にありました笑。
私は、日帰りでの観光にしました。
同じホステルに泊まっていた夫婦とタクシーでSupratoursのバスターミナルまで。
朝早く出発したにも関わらず、乗りたかったバスは満席でチケット取れず。
予定より1本遅いバスになっちゃったけど、それも私達でちょうど満席。
事前にチケットは予約しておいた方がよさそうでした。
9:00 出発
↓ 80~110DH(1100~1400円)
12:00 到着
バスにはfree Wi-Fiが飛んでいました!
こーんな真っすぐで遠く先まで見える道路を延々走って到着したエッサウィラは、熱気あふれるマラケシュとはまた違った国に来たような雰囲気でした。
バスは、Supuratoursのチケット売り場兼バスターミナルに到着します。
CTMのバスよりもメディナに近くて分かりやすいので、便利だと思います。
ちなみにマラケシュでも、Supratoursのターミナルは、鉄道駅に近くて分かりやすかったです。
イスラム圏でのビーチって、どんな感じなんだろう...という好奇心と、夏休みだからビーチに行きたい!っていう思いとで、行くことにしたエッサウィラなので、まずはビーチへ。
........茶色い😑
ひとりでも海に入ってやる!とビキニ持参で来たものの、日差しは強いし、風は冷たくて、海の水はもっと冷たくて、とても楽しめそうにありません。なので海に入るのは断念。
ビーチをあとにして、城壁に囲まれたメディナ(旧市街)へ。
エッサウィラの旧市街は、2001年に世界遺産に登録されています。
カラフルな野菜を見ながら奥へと進んで行くと…
靴屋さん!
このタイプのサンダルはここの名産物みたい。
当時は荷物になるしなーって思って買わなかったけど、こうやって久しぶりに見ると、夏の今の時期に使えそうだし、買えば良かったなぁー。
ずーっと奥まで進んで行くと、展望台に出ました。
稜堡(りょうほ)と言って、いわゆる見張り台のことらしいです。
この北稜堡には、等間隔に海に向けて大砲が置かれていました。大砲を見るのは初めてかも。
海も見えるし、メディナの中も上から見る事ができるし、たくさんの人が思い思いの時間を過ごしていました。
ヒジャブをまとった2人もお喋りに夢中。
こうやってお喋りしている風景を見ると、国や宗教に関係なく、私の生活となんら変わりない日常があるんだなーって思いました。
カップル旅もしてみたいなー…
白い壁に青いドア、眩しい太陽の光に照らされて、モロッコにいるのを忘れてしまいそうな一角。
壁がキャンパスの代わりになって、陶器のお皿を飾るように並べられていたりして、思わず立ち止まって写真を撮りたくなるような風景がたくさんありました。
昔から、芸術家に好まれていた街でもあったようで、街にはギャラリーがあったり、作品が飾られている通りがあったりして、目を楽しませてくれました。
城壁の中は、広々とした道があるというよりは、建物の間をぬって道があると表現した方がしっくりくると思う。
城壁内なのに、何度も門をくぐったり、建物の1階部分?を通り抜けたりと、おしゃれな街並みや観光地らしい賑やかな風景の中に、ふと日常が現れるのが、私のお気に入りポイントです♡
昼間なのに、街中には陽が届かない場所がいくつかあって、ひんやりするの。暗い門を通り抜けないと、その先の景色が分からない…ここの路地を曲がったらどんな所に辿りつけるんだろうってワクワクできるのは、知らない街を初めて歩くときにしか味わえない楽しみ方ですよね!
さっきの北稜堡から反対側にずーっと歩いて行くと、港に出ます。
この穴から、メディナが見えるんですよー!!
空にはカモメがいっぱい飛んでいて、磯の香りもして、港町だなーっていう雰囲気が漂ってます。
たーっくさん歩いたので、ランチ兼ディナー。
ハンバーガーのセットで55DH(約700円)
観光地価格です。
ここのお店のミントティーはミントの種類が選べるみたいで、注文してすぐに大きなタッパーを持って来てくれた笑顔が素敵な店員さん。
言葉を選びながら、私が分かるようにミントの説明をしてくれて、その気遣いが嬉しいなーと、ほっこりしていた私。
食事中も、ミントは平気?食事は?と、気にかけて声を掛けてくれて、心地よく過ごす事が出来ました。
帰り際、お手洗いをかりた時に、ペーパーを使いきってしまったので、お会計ついでに店員さんに伝えると、ビックリした次にはオーバーすぎるほどのThank youが返ってきました。
ペーパーがなくなっても、声を掛けてくれる人はほとんどいないんだそう。
そして、そのままお会計。
100DH出したら、お釣りが55DH
55XHだからお釣りは45DHなはず??
携帯の電卓を出して説明しながら10DH返すと、
正直に言ってくれてありがとう!!
と、結局おまけしてくれました。
もしも、あんなに丁寧にミントの説明してくれなかったら、きっと私はペーパーがなくなった事も言わなかっただろうし、お釣りが多い事も言わなかったかもしれない。
私を正直でいさせてくれたのは、間違いなく、店員さんです‼︎
笑顔でいるって、happyが連鎖するんだなって思いました♡
良い気分でカフェを出たら、もう夕方。
帰りも同じバス会社を使って、マラケシュに帰ります。
18:00
↓
21:00
朝は、同じホステルの二人がいたから頼りっぱなしだったけど、帰りはターミナルから、ひとりでタクシー捕まえてフナ広場まで連れて行ってもらうのすらドキドキでした笑。
人、人、人!
熱気で溢れたフナ広場を見て
あぁー、帰ってきたんだなぁ…
と思うほど、私にとってエッサウィラは別世界でした。
観光地とはいえ、ガツガツしていないし、のんびりした時間が流れていたエッサウィラ。日帰りでの観光も可能なので、マラケシュの騒音に疲れたら行ってみて下さい!
余談ですが...
私がいつも身に付けている指輪は、エッサウィラで買いました!とってもお気に入り♡
メディナに入ってすぐくらいだったかなー。可愛いお店がたくさん並んだ通りだったような気がします。
街歩きを始めてすぐに見つけたけど、買おうか散々迷って、バスの時間を気にしながら急いで買いに行ったくらい気になっていた指輪です。
他にもシルバー細工が繊細で、目を惹くアクセサリーがたくさんあったなぁーと記憶に残っているので、行かれる方はリサーチして教えて欲しいです!