4度目のリマ
なんだかんだ南米と日本を行き来するたびに来ているリマ。目的があって訪れているわけではないけど、リピート回数が1番多いので親しみがわいてきます♡
もしも1つだけ魔法が使えるのなら、食べた物のカロリーを無かった事にしてくれる魔法か、今よりも老けない魔法がいいなと思っていたけど、心を穏やかにできる魔法もいいなと思いついて、どの魔法を練習しようか迷っています。
ayaです。
こんにちは(*Ü*)
▷▶︎2-3 Julio de 2019◀︎◁
アレキパから早朝にリマに到着して、予約しておいたホステルへ。
チェック時間前にも関わらずお部屋に案内してくれました。
が!
きれいな共有スペースで良かった~と浮かれた気持ちは一瞬で消え去ったドミ…
ネットで出ていたのはとっても綺麗で明るいお部屋だったのに、実際はメインの建物のすぐ横にあるコンクリートの建物がドミになっていて、まさに牢獄。外は霧雨が降っているからドアを閉めると真っ暗。だからドアはいつでも開けっ放し。雨のせいなのか床は湿っているから荷物は置きたくないし、最後の最後でホステル探し失敗したー。
横のベッドの女の子が、ドア閉めるとmuy malo!!って言ってた。私もそう思う…
でも、ルームメイトはみんな気さくにお話してくれて、スペイン語を勉強しに来てる人も多くて、欧米人であってもここでの共通語はスペイン語だったよ!
モヤモヤした気分を晴らすには美味しい物を食べるのが1番!旧市街にある大好きな揚げドーナツを食べに行ってきます。
ホステルから1番近い大通りから301、302のバスが旧市街行き。
リマのバスもカードがないと乗れない方式になっていたけれど、カードを持っていない人は1.5ソル渡すと運転手さんがカードをピッってやってくれました。
見覚えのある街並み。
中華街までは途中で道を間違えたのか遠回りになっちゃったけど無事に到着して、ようやくご飯が食べれました。
セビーチェとセットで10ソル(約340円)
お目当てのドーナツ屋さんの場所は、ハッキリと覚えていなかったけど、歩きだすと自然と思いだすものですね。
中にカスタードが入っている揚げドーナツは2ソル(約70円)
あぁー懐かしい味!!
このドーナツが売ってるお店は、Plaza mayor de Lima の周りに、もうひとつありました。お土産屋さんの近く(これは私にしか分からない表現だな…)
しかし、まぁ…疲れているのか体調不良のせいなのか歩くのもしんどいから休憩。
リマはずーっとどんより天気も悪いし。
Ubereatsみたいなサービスの人達もたくさん休憩してたよ。
帰りは、お店がたくさん並んだ歩行者天国を歩いてバス停へ。
前回リマから帰るときにも、ここを通ったなーとか、その時に話しかけてきたタトゥー屋さんの人が素敵だったなとか、アルマス広場は警備さててて入れなかったなとか、街並みとともに忘れていた色んな思い出も蘇ってきました。
ミラフローレスに帰るには、来たときの反対のことをするだけ。
バスを降りた所まで戻って、来た時と同じ番号のバスを待つ。
列が長すぎて合ってるのか不安だったから、前にいた学生さんに聞いてみた。
“ここにいれば、301か302のバスに乗れる?”
って。
彼は、目を大きく見開いて、うなずきながら聞いてくれた。旅行や生活するには困らない程度のスペイン語は身に付いたみたいで嬉しい。
私がバスに乗り込むまで見届けてくれるラティーノの優しい文化が好きだよ。
リマも海岸沿いにある街。
この海のずーーーーーっと向こうがたぶん日本。
うまくいけば私の住む街の砂浜に辿りつけるんじゃないかな。そう思うと、地球って本当につながっているんだって思える。
リマを経つ飛行機は早朝なので、最終日は空港目の前のホステルに移動。
Hotel Jose Antonioっていうホテルから定期的に空港行きのシャトルバスが出ています。
私は予約せず、直接乗り場に行って、乗せてもらいました。
15:00
↓ (25ソル、約830円)
16:30
空港内の駐車場が終点ですが、私は空港近くのホステルに泊まるので、空港を出ます。
ここの地区はCallao(カヤオ)といって、ペルーの中でも凶悪犯罪が多発する場所だそう。ホステルまでは徒歩5分もない距離でしたが、あきらかに雰囲気が違うので、道順は頭に叩き込んで、早歩きで(というか走って)向かいました。
歩きながら見える家や商店の入り口は、全て鉄格子がしてありました...。
ホステルには看板がなく、探せずにいたら、お部屋の中から
“ホステルを探しているの?
あなたは今日予約したaya?”
と、声を掛けられて、ようやく場所が分かるといった具合。到着時間を聞かれたのは、こういう理由なのかと納得しました。
夜にはとても出歩きたくなかったので、小銭だけ握りしめて、明るいうちに夕ご飯を食べに行きました。
少し先にメルカドもあったので行ってみたけど、行き交う人や車の多さもそうだし、道路の荒れ具合もそうだし、今でも目を閉じれば風景は目に焼き付いてるけど、居心地のいい場所ではなかったなぁ…。
結局、ホステルから1番近いところで夕ご飯。
もうすぐコパアメリカのペルー対チリ戦が始まるから、どこのお店でも人が集まって、ソワソワしてました。
夜中…
ペルーのゴールが決まったんだなと分かるほどの、みんなの歓声が聞こえ、そこらじゅうで花火まであがり、テレビを見なくてもペルーが勝った事はあきらか笑。
そういう国民性、好きです♡
どんなに治安が良くても、悪くても、必ず人は住んでいるんですよね。
いつも私にとって通過地点のリマ。未だに表面しか見れていませんが、いつかじっくり滞在してみたいものです。
《宿メモ》
Sunset Hostel Airport
- キッチンあり、朝食付き
- 5bed mixドミ 1泊 ¥1320
看板がないので分かりにくいけど、到着時間を伝えておけばホステルの方が外を見ながら気にかけて待っていてくれます。お部屋もキレイだし、ベットの寝心地はいいし、シャワーはお湯だし水圧も問題ありません。空港から徒歩5分なので早朝出発や夜到着で泊まるにはとても便利だと思います!
2019.7月当時
1ソル🇵🇪≒32.7円