へなちょこバックパッカー

世界をゆる〜く旅した記録

友達に会いに



せっかくアルゼンチンに来たので、前回の旅行で知り合った友達に会いに行ってきました!

 

 

 仕事がお休みで、日中久しぶりに家にいたら蒸し暑過ぎて何もやる気が起きなくて死にそうでした...こんなに暑いなら、涼しい店内で仕事していた方がマシです!だから9月末くらいまでは頑張って働く日を増やそうかな🤔友達はみんな子どもも夏休みだったり家族旅行したりして遊べないし。

 そう思ったら、浜松に住む理由は大してなくて、やっぱり世界のどこに住んでいたっていいじゃないって思うこの頃です。

 ayaです。

 こんにちは(*Ü*)

 

 

▷▶︎1 de Junio de 2019◀︎◁

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 前回、コロンビアのココラ渓谷で出会った彼。たまたま行く先が同じだったので、そこからグアタペまで一緒に旅をしたんですよね〜。

 SNSでも繋がっているから、帰国後も頻繁に連絡をくれたりしていました。

 

 出会った時の話はこちら💁‍♀️

 ココラ渓谷でパートナー見つけました - へなちょこバックパッカー

 

 

 友達が少ない私なので、こういった縁は大切にしたいし、アルゼンチンに来たし、せっかくだしコルドバに寄ってみようと思ったわたけです。

 がっ!

 コルドバって、とっても広くて彼の住む町までバスで3時間もかかるとの事((( ゚д゚ ;)))日本じゃ考えられない距離感覚にビックリ🤭

 だって、浜松に住んでる私が

“横浜に住んでるんだ〜”

って言うようなもんですよ?笑

 あっ、でも外国の人に聞かれた時に、浜松なんて説明できないから富士山の近くに住んでるって言ってるんだった笑

 

 

 でもまぁ、日本とアルゼンチンの距離を考えたら片道3時間なんてどうって事ないので、とにかく私は彼の住むBell Villeという町まで行ってきます!

というより南米広過ぎて移動時間が半端ないから数時間なんて近いと思ってしまう笑。感覚が麻痺してる...

 

 

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 毎日ぐーたら過ごしてるから早起きが辛いけど、今日も7時前に起床。彼らの住む町にはホステルはないので、日帰りするしかないのです。

 前日に、ちょっと喧嘩しちゃったから会うのやめようかと思ったけれど、そんなことしたら一生会わないし友達じゃなくなるんだろうなと思ったから、少しモヤモヤしながらの出発。

 

 

8:00 Córdoba 

  ↓ URQUIZA (555peso)

11:00 Bell Ville 

 

 

 確かバス会社はURQUIZとCórdoba coataの2社のみ。遠いからなのかパスポートの提示が必要でした。

 

 

 高速道路みたいなところをずーっと走っていって、いつのまにか爆睡💤 それでもやっぱり降りるところが近づくと自然に目が覚める私すごいと思うんだけど、今回は寝起きにボーっとしてるところで運転手さんの

“Bell Ville” 

って大きな声で、ハッとして慌てて降りたんだけどね...

 


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 バスターミナルというか、ガソスタの休憩所。

 ターミナルのわりに全然人がいなくて、でも観光地じゃないし、そんなもんかな?って思ってる間にバスは出発。

 知らないところに放り出された感がすごくて、途方に暮れる...。バス降りたらすぐ会えると思ってたし全く調べもしないで来ちゃった🤭

 車も人も全然通らないよ...。

 近くに駅みたいのがあったけど、そこもがらーんとしてて、ここの治安が分からない...。ここまで人の気配がないと危ないのかな?と思ってしまう。

 

 地図を見ると、ターミナルはもう1つあって2km先にあるみたい。

 変に動いたら会えないかなと思いつつ、とりあえず行ってみることにしました。

 


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 空の青が濃くて澄んでて気持ちいい〜

 タクシー乗りたくてもタクシーすら走ってない。

 お店もない。

 あるのはお家ばっかり。

 

 

 ようやくターミナルに着いたけど、彼らはいなくて絶望(´•ω•̥`)

 私の携帯はWi-Fiないと使えないんだよ😢

 自分じゃ何も出来なくて、久しぶりに困った。

 

 最終的に、ターミナルのチケットカウンターのおばちゃんに電話して欲しいとお願い🙏🙏

 5分もしないうちに彼が来てくれて、どこにいたの?と質問責め笑。

 事情を説明したら、彼らも私がなかなか降りて来ないから、あのガソスタとターミナルの間を行ったり来たりしてくれてたみたい。

 手間かけてごめんね💦

 でも、そのおかげで昨日のケンカを忘れるくらい大爆笑での再会でした。

 

 

 彼の名前はNestor(ネストル)

 今回は彼の彼女のMarianel(マリアネラ)と、彼女の娘さんCatalina(カタリーナ)が迎えに来てくれました。

 2人とは初めまして。

 彼らのお家に寄って、少しお喋り。

 カタリーナは12歳。私はいい大人だけど、精神年齢はカタリーナと同じなのか妙に親近感。彼らが背が高過ぎるのと落ち着いた感じだったから、余計に私が子どものようでした笑。

 

 

 お肉屋さんを営んでいる彼は、職場兼実家でランチを用意してくれていました。

 彼のママとパパとも初対面。

 見ず知らずの外国人をお家に招いてくれるなんて嬉しいのと申し訳ないのとで、変な感情。

 

 

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 まずはソーセージ(サラミというのか⁉︎)から。

 3種類あるんだけど、日本のよりも脂っぽいけど、どれも味がしっかりあって美味しいの。私は濃い赤やつがお気に入り♡

 パンに乗せて食べるんだって。

 


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 次は、さっきのを焼いたのと豚肉🐷

 焼くと違った美味しさがあるの。

 


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 今度はハーブが詰めてあるハムを焼いたもの。

 おかわりまでくれて、お腹いっぱい!

 日本でのメイン料理を3回食べた感じだけど笑。こんなにお肉ばっかりで主食を食べてないのにくどくならないのが不思議。

 


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 食後は甘い甘いデザート。

 私の大好きなアルファフォーレス😍😍

 これはマリアネラのママが作ったんだって😲

 タルトもアルファフォーレスも、ほんのりレモンの風味がして、甘いのにスッキリ食べやすくて美味しかった〜🤤

 


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 今までの旅行のこと

 物価の違い

 アルゼンチンのこと

 アルゼンチンの学校のこと

 日本との違い

 今朝の出来事...

 

 なんとかお話が成り立つ程度の語学力だけど、みんなが汲んでくれたおかげで色々なお話しができたよ。

 

 

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 帰りには、アルファフォーレスのお土産まで頂いちゃって。

 本当にありがとう😭🙌🙌

 

 

 そのあとは、公園をお散歩♬

 

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 公園といっても私が思う公園の規模を大きく超えていて、サッカーコートやベンチがあるエリア、川も流れている森でした笑。

 休日は、マテ茶飲みながら公園でのんびりするのがアルゼンチンなんだって。

 いいなぁ〜そういうの。

 


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 帰りのバスに合わせて急ぎ足で移動。

 16:15発のバスにギリギリ間に合って、彼らとお別れでした。

 


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 帰り道。

 ずーーーーっと先まで見えないくらいの牧草の中を走るバス。

 青空と雲と牧草。

 初めてこーゆー景色を見たのは、モロッコのフェズからシャウェンに向かうバスだったなぁ〜

 私の大好きな組み合わせの景色なのなに、毎回この景色を見るたびに、なぜか分からないけど胸がきゅーってなって涙出ちゃうんだ。なんでだろう?

 

 コルドバに近づいて来ると、人が住む町も通ったりして、仕事帰りの人達が乗り降りしていました。

 だだっ広い土地にアンティークな車。アルゼンチンに来てから勝手な私のイメージの中のアメリカみたいと思う景色にたくさん出会ってるような気がします。

 

 

 今回、Bell Villeまで行ったわけだけれど、彼らは私を受け入れて待っていてくれて、昨日彼に対してイライラしていた自分がすごくちっぽけで思いやりがなくて恥ずかしいなって思った。

 私は語学が堪能じゃないからこそ、文字だけじゃ伝わらないし読み取れないし、やっぱり実際に会わないと。

 私の小さな物差しで彼を否定してしまっていたけれど、会いに行って本当に良かった。

 他国の人と仲良くなるって、こういう事の繰り返しなんだなーきっと。

 受け入れられない考え方があった時に、否定&関わるのをやめてしまうのか。

 それでも関わっていこうとするのか。

 ぶつかった時に避けるんじゃなくて、 ぶつかっても乗り越えるor共存していかなきゃ一生うわべだけの付き合いしかできないんだ。

 うまく言葉にできないけど、他者を受け入れるって、こういう事なんだなって思いました。

 

 旅行中に限らず、いざこざは避けたいから、自分で境界線を引いて多くは主張してこなかった私だけど、自分の思った事も上手に伝えて、それでも付き合っていきたいんですよ!っていうスタンスで。後腐れなく嫌味のなく主張できる人になりたいなって思いました。

 それと!

 誰かが訪ねてきた時には、彼らのように受け入れて、もてなせる人になりたいな♡

 

 彼が住んでいなかったらコルドバには寄らなかったけど、こーやって友達に会う旅もいいものですね😘

 

2019.6月

🇦🇷1ペソ≒2.4円