へなちょこバックパッカー

世界をゆる〜く旅した記録

コロンビアでお友達のお家にお泊り



旅の最後にVilla de Leyvaというステキな街でホームステイしてきました。

 

 

 最近、写真展をやってみたいと思っているのですが、へなちょこで適当な私の旅にテーマなんてなくて🤭どうしようかな〜って思っていたけど、テーマ決まりました!

“私的世界の絶景”

 旅してると、

“あぁーこの瞬間、猛烈に好き♡”

っていう景色や場面があるんですよね。もちろん、それが本当の絶景のときもあれば、他人から見たら“なんで?”っていうようなときもあって。それが私らしい写真だし、私が見たリアルな世界なのかなと。

 まぁ、全てが得意の妄想なんですけどね笑。

 でも数年以内に実現できたらと思ってます。

 ayaです。

 こんにちは(*Ü*)

 

 

▷▶︎29-31 Septiembre de 2017◀︎◁

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 以前、ラオスを旅した時に知り合ったコロンビアーナ

 彼女の名前はアンジェラ。

 寝台バスで同じベッドになったのがきっかけで、私がラオスに入国してからタイに抜けるまで移動のタイミングや立ち寄る街が同じで、仲良くなったの。外国の方とカフェに行ったり、待ち合わせて会ったりしたのは彼女が初めて。

 

 

 当時、グアタペのピエドラ デル ペニョールが気になっていて、コロンビアにいつか行きたいと思っていたので、彼女にそれを話したら

“もしコロンビアに来る事があったら、是非家に泊まって。

 私の住んでる街はとってもいい所だから!”

って言ってくれてたんですよね。

 SNSで私が南米にいることを知って連絡をくれて。

 この年の7月に長旅からコロンビアに帰ってきたから、良かったらおいでと。

 というわけで、旅の最後に会いに行くことにしました。

 

 

 

 サンアンドレス島を出る朝。

 宿もきれいだったし、もう少しのんびり滞在していたかったなぁ...。

 ママに頼んでおいたタクシーの運転手さんは、昨日バス停を教えてくれた人だったよ!

 ここ専属のドライバーさんなのかな?

 

 飛行機は順調に出発して12:00にはボゴタの空港に到着。

 真夏の島からやってきたから、短パンにニットじゃ寒すぎるけど、着替えるほうがもっと面倒だから我慢。

 コロンビアは、四季がない代わりに標高によって気候が変わるそう。友達に聞くまで知らなかった。

 ボゴタは2640mのところにあるから、通年、秋くらいの気候らしい。

 

 私がスムーズに彼女の住む街まで辿りつけるように、色々手配してくれていて、空港には彼女のママのいとこが

“Ayano”

って書いた紙を持って迎えに来てくれていました。

 彼は、タクシードライバーをしているそう。

 そこから幹線道路沿いの郊外にある大きなスーパーマーケットまで約40分。

 彼女のママと、ママの妹、その友達のおばちゃま3人が待っていてくれて、車を乗り換え。

 初めましてなのに、とびきりの笑顔でぎゅーーって抱きしめてくれて、嬉しかったし安心した。

 お腹すいたでしょ?って、サンドウィッチも買ってくれて、車内で食べさせてもらった。

 

 ママ達はスペイン語Onlyだけど、なんとかコミュニケーションを取ろうとしてくれる。 

 ボゴタを抜けてからの道中は、くねくねした山道で、寝たり起きたりしてたら少し大きめの街に到着して、ここのスーパーのフードコートへ。遅めのお昼ご飯でした。

 

 

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 おばちゃま3人のうち、2人とはぐれちゃって私ひとり車内でお留守番w。

 なんだか親戚のおばちゃんの所に遊びに来たみたい。

 

 色々な所に寄り道しながら、目的地のVilla de Leyvaに着いたのは18:00頃。

 ここはポパヤンの街に似ていて、白を基調にした石畳の町並み。でも街中を抜けると朝霧のような感じで、日本で言う軽井沢とか?別荘とかあるような場所でした。

 

 

 たくましいバックパッカ―だったのに、すっかりきれいなお姉さんになっていて、しかもお家が別荘のようでビックリ!お嬢様だったんだね!

 今まで泊まってきたどのホステル&ホテルよりも豪華で、クラシックは常に流れているし、木の小物もおしゃれで、お部屋もとっても可愛かった❤️

 疲れたでしょ?って機械を使ってマッサージをしてくれたマルタ。

 色々お話して、今日は早めに就寝Zzz

 私の拙いスペイン語でも待っていてくれて、少しでも話すとオーバーなくらいのリアクションで答えてくれるみんな。 

 今日は本当に至れり尽くせりで、感謝しかないし、私もこーゆー家族になりたい。

 

 

 

 次の日。

 

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 コロンビアのローカルを味わってと、朝、近くのSaturdayマーケットに連れて行ってくれました。 

 南米特有のフルーツを食べさせてくれたよ。

 奥にはオーガニックのヨーグルトやパンも売っていて、アンジェラ達は食にも気を遣っているみたい。

 


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 このフルーツの名前忘れちゃったんだけど、見た目に反して中は白くてクリーミーなの。意外とおいしい。

 

 日本人はとっても珍しいみたいで、アンジェラが通訳してくれた。

 マーケットのおじさん達も珍しそうに声を掛けてくれたよ。

 

 

 そのあとは、アンジェラの運転で滝までお出掛け。

 

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 マイナスイオンたっぷり!

 近くには、この街で有名な山もあって、次に来たときにチャレンジしようと言ってくれた。(グアタペで会ったアレハンドロも数ヵ月後にその山に登ったと言ってたからコロンビアではメジャーなのかな?)

 

 帰り道、歩いて荷物を運んでいる人がいると、ママとアンジェラで声を掛けて、自分達の車に乗せていたのが印象的でした。 しかも毎回!

 いい文化だなぁー。

 

 

 滝のあとは、湖と恐竜博物館。


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  湖は、色んな色に見えるらしいんだけど、あいにくの曇り空で緑...

 でも空が写っていてキレイだったよ。

  日本のよりも大きめのまつぼっくりが落ちていて、共通する植物があることがビックリ!

 

 

 

 

 標高2150mの海からずいぶんと離れた所にあるVilla de Leyvaだけど、大昔は海だったらしく、泳ぐ恐竜の化石が発見されているらしい。

 アンモナイトがたくさんあって、街中の石畳の中にも埋まっているほど笑!

 街歩きの時に探してみるのも楽しいかも。

 今では、街の周りは乾燥地帯になってて、サボテンも咲いていたから、何万年もかけて自然が変わっていったんだと思うと、すごい変化だなぁ...

 

 

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 自由に書けるノートがあったから、記念にお絵かきしといた。

 

 

 お昼にお家に戻ると、マルタと旦那さんのウドがご馳走を作って待っていてくれたよ。



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 盛り付けもおしゃれ!

 どれを食べても美味でした♡

 

 

 ランチのあとは、アンジェラのお家にもお邪魔したよ。

 ハンモックがあって、景色も最高!

 たぶん、ここは別荘が集まってるような場所なんだと思うな。

 

 ヨガやハンドもやっているアンジェラ。

 こっちのお家も可愛くて、ステキすぎて、びっくり!

 

 夕方は乗馬をしながらお散歩。

 お家のすぐ横で馬を飼っている人がいて、乗せてもらったの。

 ガイドとして、少年のような子が一緒に来てくれたよ。

 


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 私の馬は、ウィスキー。

 走りたくて仕方ないのか歩いてはくれず常に早歩き。

 時々、駈け出してスピードが出てビックリしたけど、風を切って走るのが気持ち良かったし、自分で乗りこなしているようで本当に楽しかった。

 街を見下ろせるポイントまでずーっと登って行って、山?をぐるーっと回って帰宅。

 夕暮れの街もキレイだし、何より山は近いし、空も近いし、牧草はあるし、のどかな景色で、アンジェラがしきりにおすすめしてくれていたのも納得。

 

 

 

 夜は街の中心へ。

 壁は白、屋根はオレンジで統一されていて石畳の道は、すごく可愛い♡

 街灯の明かりが、温かみのある色で街を一層可愛く見せてくれました。

 

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 広場では、屋外映画もやってました。

 ロンリープラネットにも載っていて、コロンビアでも有名な街みたい。

 私は、アンジェラに教えてもらうまで知らなかったよ。

 


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 チョコレートショップもあって、チョコ&フルーツの紅茶を初めて飲んだけど美味しかったしお店も可愛かった。(ここでもアンモナイト推しが笑。)

 別のお店でママも合流して軽くディナー。

 ママも幼稚園の先生で、日本でいう1年生にあたる6~7歳クラスを受け持っているみたい。写真を見せながら私も幼稚園で働いてたのを話しながら、日本の幼稚園の様子に興味津々だったよ。

 ラオスで会った時も、アンジェラからママの話を聞いていたし、ママの年齢が私の母と同じで親近感がわいたのを覚えてる。まさか、こうやって会えるとは思ってもいなかった。

 

 

 

 もりだくさんだった1日。

 帰ってからは、ボゴタまでの帰り方やお勧めの観光スポットを教えてくれました。

 ボゴタはスリも多いし、この道から先は危ないからダメだよとか、詳しく教えてくれて本当に助かる。

 


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 私のオラクルカードを見たママとマルタが、お部屋に呼んでくれて、キリストの神について教えてくれました。

 曜日ごとに神様が違って、1つずつどんな神様なのかを話してくれたの。

 旅、愛、浄化...

 マルタは1番に愛の神様を勧めてくれたよ笑。

 安全に旅ができるように、あなたのことを祈っておくわと2人。

 宗教は違うけど、神様に導かれているような気がしたなー。

 

 

 マルタもママもウドも、最後の夜だからって、力強くたくさん、たくさんハグしてくれたの。

 こういう愛情だったんだなー私。

 自分の両親には、別の形で愛情いっぱい育ててもらってきたけれど、コロンビアのママ達みたいに表情豊かにオーバーなほどの感情表現で、たくさんスキンシップをとる、そんな愛情が大人になった今でも欲しいなと思うし、探していたものはこれだなと思った。

 私は、外国からふらーっと来た他人なのに、こんなにもたくさんの事をしてもらって、たくさんの愛情をもらって、私は何を返せるんどろう?

 


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 最後の日は、早朝にも関わらずコロンビアの伝統的な朝食を用意してくれたマルタ。

 アンジェラとママは、アメジストのストーンをお守りとしてプレゼントしてくれた。

 私からは、作りためたマクラメのプレゼント。

 お腹がすくからとお菓子とフルーツも持たせてくれて、私のママ、パパ、結婚したら旦那さんや子ども達も連れて、また来てね。そして私達のお家に泊まってと言ってくれて本当に嬉しい。

 社交辞令かもしれないけど、それでもいつかまた、アンジェラの一家に会いに戻ってくるね。 

 

 ラオスでの縁がきっかけで、ここまで繋がれるとは自分でもビックリだけど、旅の最後で日程パツパツにしてでも会いに来て本当に良かった。

 こんなに広い地球でもsomeday somewhere は、実現する。

 また会いたい人と場所ができて、私の宝物が1つ増えた出来事でした。

 

 

2017.9月当時

🇨🇴1ペソ≒0.053円