キトでオススメのスペイン語学校
南米に来てから4ヶ月...。今更ながら、スペイン語学校に通うことにしました。
今年は、晴れの日が多くて長い期間、きれいな桜を見ることができました。
先日は、近くのダムから1つ奥のダムまで桜を見ながらサイクリングしてきました。トンネルを避けて走っていたら往復30km近くあって、さすがに最後はヘトヘトでしたが、春ののんびりした天気の中でのサイクリングは、とっても気持ちよかったです。
しかし、最近はこのくらいの距離を乗らないと、サイクリングした気分にならなくなってきました。
“適度”を知らないayaです。
こんにちは(*Ü*)
▷▶︎4-14 Septiembre
de 2017◀︎◁
私は、もともと出川イングリッシュしか話せない(なんとなく言われている事は分かるけど、言いたい事は半分も伝えられない程度)なので、海外旅行するにあたって英語が通じようが通じまいが関係なかったし、仲良くなった人に、ここの言葉でなんて言うの?っていう質問を繰り返し、ケイタイにメモしながら過ごして、今までなんとかなってきました。がっ!南米に来てからは簡単な数字であってもスペイン語で言われる事の多さ...。
初めの頃は
オラ!(やぁ)
ブエノスディアス(こんにちわ)
グラシアス(ありがとう)
だけで乗り切っていました笑。
ツアーに参加した時にガイドさんに、お腹すいたってなんていうの?寒いってなんて言うの?って、その時伝えたいと思った単語を聞く程度で、たいして語彙が増えることなく1ヵ月。
お肉を買うにも、数字が言えないから“250g”って書いた紙を握りしめていったり、パンやクッキーを買うにも手で1つ、2つってやっていたり。それでもバスのチケットを買ったり、お買物をしたり、移動したり、英語とジェスチャーでコミュニケーションをとっていて特段困ることなく過ごせていました。
でも旅中に会った国内外の方々には、英語も少ししか話せないし、ましてやスペイン語は全くなのに南米を旅してるなんて、increible!!(信じられない)と言われました...でも、みんな親切に色々言葉を教えてくれるんですよね。
ブエノスアイレスでドミが一緒だったペルー人のラーイは、ノートに適当に数字を書いて私に読ませたり、Wednesdayは?6月は?って聞いてきたり、お買物のシュミレーションしたりと、親身になって教えてくれてました。
私もここぞとばかりに、~に行きたい。~が欲しい。~を買いたい。~に行った。など、旅行中によく使うフレーズを聞いてメモ。ここで一気に語彙が増えました。
そのあとのパラグアイの日本人宿では、日本語の解説とともにスペイン語を教えてくれて、すごく分かりやすかったし私ももう少し話せるようになりたいと思ったんですよね。
それからは、お買物や長距離バスのチケットを買う程度ならスペイン語でできるようになりました。そうすると、相手はすごく驚くし喜んでくれるんですよね。英語が話せてもそうはならないのに。スペイン語圏の人たちは私の言葉が出てくるのを待ってくれるし、違えば直してくれる。それが嬉しくて、言える単語やフレーズが増えるたびに話せる人も増えて、言葉を覚えるのが楽しかったから、スペイン語を学ぼうと思ったわけです。
しかしまぁ、時間が足りない。
毎日忙しなく動いてなんとか捻出した時間を使い、キトでスペイン語学校へ。
探すのも面倒になってネットで見かけた
Galapagos Spanish School
に行く事にしました。宿からも近くて徒歩10分くらい。fochのメインスクエアからすぐの場所でした。
20h 150ドル
1週間なら1日4時間。
私は、迷っていたので
1週目は9:00-13:00
2週目は4日間で
9:00-12:00
13:00-15:00
にしてもらいました。
私の先生は、ここの校長でもあるモニカ。英語も堪能なので、私の拙い英語でも分かりやすく話してくれて、とってもわかりやすかったです。
授業は毎日9:00から。海外に来てまで、朝ギリギリまで寝るクセが抜けなくて、毎朝ドタバタ笑。朝ごはんを優雅に用意する余裕はないと薄々気づいていたので、夜ご飯を残しておいて電子レンジでチン。もしくは夜のうちに切っておいたフルーツとヨーグルトとパンっていう生活。起きるのがギリギリでも朝ごはんを食べたいのも日本にいた時と変わらずでした笑。
学校初日。
キロトア湖からの熱がひかず、お薬を飲んで学校へ。
体調を崩してた記事はこちら💁♀️
ノートを用意してくれて待っていてくれました。
1週目はスペイン語の基礎中の基礎を。
読み方や発音の仕方を教わり、意味は分からなくても単語を読めるようになりました。
自分で書き込めるように、対義語が書いてあるプリントもくれました。
・簡単な単語、挨拶的な会話文
・女性名詞と男性名詞
・名詞の見分け方やルール
・複数、単数
・~は...です
・Estar
・動詞の活用 -ar
1週目に習った内容。盛りだくさんすぎて頭パンクしそうでした。
授業はマンツーマン。
英語での授業だけど、翻訳アプリや辞書を使わなくても理解できました。
モニカの質問に答えたり、例をもとに声に出しながら、ひたすらノートに書いていくスタイル。おかげで黒板を見なくても、モニカが話してくれれば文を書けるくらいにはなりました。(LとRは間違えるけども)
家に帰ってからは、ひたすら復習。単語の意味をネットで再確認したり、文を作ってみたりしてるとあっという間に1日が終わってました。
2週目からは、お昼休憩を挟むので、学校の近くで毎日ランチ♫
ランチの記事はこちら💁♀️
・動詞の活用 -er,-ir
・不規則動詞の活用
・進行形の作り方
・未来形
・hayの使い方
・gustar
quiero,puedo,tengo que,voy a ...など、旅行中に教えてもらった事が、たくさん出てきて、そうゆうことか!と納得。
なんとなくやったけど、ノート見返さないと分からないし、知っている単語でも活用されていると聞いただけじゃ分からなくて、文を書きながら授業するって大事!と密かに思ってました。
出てきた単語を使って文を作ったり、家族や日本、私が住んでいる街について話したり、好きな事について話したり。モニカの引っ張り方が上手すぎて話せるようになった気分でいたけど、ひとりだと全く出てこない...。それでも、モニカも同じように色んな話をしてくれたけれど、なんとなく意味は理解できたよ。
1番驚いたのは、エクアドルは自国で生産しなくて、工場もないから、色々輸入しなければいけない事。だから携帯や車、電化製品などは贅沢品で、輸入するのに税金もかかるから高額なんだって。その代わりに美容院やネイルなどのサービスは安いらしく、髪の毛を切るだけなら3~5ドル。普通のマニキュアも同じくらいらしい。
私の家では、全員車を持っているし、美容院はカットだけでも4000円(35ドル)くらいするよ!って言ったら驚いてました。
あとは、週末は外出せず家族でゆっくりする人が多いとも言ってました。
日本とは色々違う所があって、何気ない会話も楽しかったです。
私の通学路。毎日早起きして天気も良くて、すがすがしかったなぁー。
キトを去る日。私が乗りたいバスのバス停が学校の目の前だったので、モニカに会いに行きました。
前日に撮った写真と、味噌汁をプレゼント♡
本当に短い期間だったけれど、ここで学べたおかげで、この後はこれまで以上にコミュニケーションがとれるようになって旅の楽しさが増しました!それに、少しでも話せた方がみんな優しい!
キトに来るまでに、色んな人に教えてもらったスペイ語がつながったというか、じっくり深められたような気がします。たぶん全くスペイン語の知識がなく学校に通っていたら、もっとチンプンカンプンだったと思います。
自国の言葉を持っている国では、その国の言葉を少しでも覚えて話すっていうのが大事だなって思う。英語は確かに世界共通語だけれど、その国の言葉ではないもの。旅行中、ツアーデスクやお店に入るなり
can you speak english?
って聞く人を何人も見てきたし、日本人でも英語が話せる人の中には、
南米ってマジで英語通じなさ過ぎて終わってるよね!
って言って怒ってる人もいたけれど、ちょっと待って。ここはスペイン語を話す地域だよ?英語が通じなくて困るのは分かるけれど、その国にお邪魔しているのは私たちの方だから。英語が通じたらラッキーくらいで思っていた方がよくない?英語が話せるようになると、そういう傲慢な気持ちになるのかな?なんて思ったり、だからこそ英語を話す国の人たちが世界中でこんなにも影響力を持つようになったのかなと思ったり。
完全に私の無知な独断と偏見かもしれませんが、言語を通してそんなことも思ったりしたのでした。
帰国してから、浜松という地域柄なのか、お店にはブラジルやペルーの方がいらしてくれているので、キトで学んだスペイン語が役に立っています!
次は、もう少し長期で学校に通って、幼稚園児レベルまで能力をあげたいな。
gracias por leer!
hasta luego 👋
2017.9月当時
🇪🇨1ドル≒112.3円
※エクアドルでは国の通貨として米ドルを使っています!